特徴的な三国ソレックス。スパイダーだけに組み込まれたスポーツエンジン!|ダイハツ コンパーノスパイダー 2

       

ツインキャブ958㏄

1970年式 ダイハツ コンパーノスパイダー(F40K)

 1963年に発売されたコンパーノをベースとして、65年に登場したコンパーノスパイダー。

 69年にコンパーノの実質的な後継車となるコンソルテが登場すると、コンパーノは終えんをむかえることとなる。同時にダイハツはトヨタとの提携をすることになり、小型乗用車を自社開発する道は絶たれてしまったのだった。


リアから眺めると、セカンドシートの存在がよく分かる。シンプルにまとまっているので、スポーティーさを損なうことはない。


 短命ではあったがコンパーノが与えたインパクトは大きかった。とくにオープンモデルはモノコックボディが主流になりつつある頃、実績のあるはしご型フレーム構造を採用していたのは特筆すべきポイントであった。

 おかげで、当時のオープンカーとしては珍しい4名乗車を実現し、ファミリーユースも見据えたモデルとして、広く認知されることになった。オープンのスポーツモデルでありながら、4名乗れることにアドバンテージを感じたユーザーも多かったことだろう。


スパイダーだけに組み込まれたスポーツエンジン。見えないところだからこそ美しくしたいというオーナーらしく、メッキパーツでカスタマイズされている。


特徴的な三国ソレックス。ツインキャブレターだが大きなダイヤフラム1つで2つのフロートを調整するタイプ。

ノスタルジックヒーロー vol.195 2019年10月号掲載(記事中の内容はすべて掲載時のものです)


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text:Keishi Watanabe/渡辺圭史 photo:Masami Sato/佐藤正巳

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