全長3.8m、50年前の4人乗りオープンカー|ダイハツ コンパーノスパイダー 1

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ファミリーで楽しめるオープンマインド

1970年式 ダイハツ コンパーノスパイダー(F40K)

 ダイハツといえばミゼットが有名だが、ミゼットが登場した1957年には創業50周年を迎えていた、老舗の発動機メーカーだったのだ。おもに3輪自動車を製造し、すでに商用車メーカーとして不動の地位を築いていた。

 そんなダイハツが、コンパーノを発表したのは63年のこと。同社初となる大衆向けの小型4輪自動車だった。ライトバン、ワゴン、そしてベルリーナと呼ばれたセダンが次々とラインナップ。そして、65年にスパイダーが登場した。

 スパイダーはエンジン排気量を約200cc増やした998ccとなり、ツインキャブレターを装着。ハイエンドモデルとしての進化を遂げた。その後、マイナーチェンジで灯火系を変更するなど、外観が変更された。 


ヘッドライトレンズをよく見ると、DAIHATSUの文字が刻印されている。メーカーとしてのこだわりを感じるパーツだ。前期型に比べると大型化され、安全性を高めている。


凝った意匠のテールランプ。「Spider」のエンブレムが取り付けられているが、前期型とくらべると、角が丸くなっているという。


ファミリーでオープンドライブも可能な4人乗り。セカンドカーとしてだけでなく、ファーストカーとしても利用可能だった。リアシートはボディと一体化しているような形状。少し狭いが、乗り込むと十分な広さがある。

1970年式 ダイハツ コンパーノスパイダー(F40K)

●全長3795㎜
●全幅1445㎜
●全高1350㎜
●ホイールベース2220㎜
●トレッド前/後1190/1170㎜
●最低地上高160㎜
●車両重量790㎏
●乗車定員4名
●最高速度145㎞/h
●登坂能力sinθ0.425
●0→400m加速18.5秒
●最小回転半径4.5m
●エンジン型式FE型
●エンジン種類水冷直列4気筒OHV
●総排気量958㏄
●ボア×ストローク68.0×66.0㎜
●圧縮比9.2:1
●最高出力65ps/6500rpm
●最大トルク7.8㎏-m/4500rpm
●燃料供給装置横向可変ベンチュリー
●変速比1速3.678/2速2.334/3速1.481/4速1.00/後退5.227
●最終減速比4.556
●ステアリング形式ボールナット
●サスペンション前/後トーションバー式独立懸架/非対称半楕円板ばね
●ブレーキ前後ともデュオサーボ
●タイヤ前後とも6.00-12-4PR
●発売当時価格69.1万円


ノスタルジックヒーロー vol.195 2019年10月号掲載(記事中の内容はすべて掲載時のものです)

text:Keishi Watanabe/渡辺圭史 photo:Masami Sato/佐藤正巳

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