まさに現代によみがえったワークスZ! 富士の直線を駆け抜ける240ZG|フェアレディ240ZG 3

製作は、ほぼ一之瀬さん自らがガレージで行ったという。しかも、ミッションを搭載する作業のために、ガレージ内にリフトまで新設したそうだ。

「走り始めたばかりなので、まだタイムは出てないですが、2分10秒切りを目標にセッティングを煮詰めています」と一之瀬さん。独特の排気音を響かせ、富士の直線を駆け抜ける240ZGは、まさに現代によみがえったワークスZだ。


ステアリングは、グリップが太くなったRSマッハ製のφ345㎜に変更。ちなみに、当時のレース用オプションはφ380mmだ。



スピードメーターはニスモ製のシルビア用300km/hフルスケールに、タコメーターは、スミス製の機械式1万2000rpmメーターに変更。タコメーターのスパイ針は6800rpm近辺を指している。



ステアリングコラム上に装着されたインジケーターは、シーケンシャルミッションのギアを表示。写真の「0」はニュートラルだ。


自作のロールケージとレカロ製フルバケットはまさにサーキット仕様。


3連メーターの右側はA/Fメーターに変更。コンソールにはDefi製の水温、油圧、油温×2と亀有製燃圧計を追加。シーケンシャルシフト用にフロアトンネルを大幅に加工している。


運転席後方にはインタンク式燃料ポンプを装備したコレクタータンクを設置。燃料タンクへの配管も美しい。


助手席後方には、ドライサンプ用のオイルタンクとキャッチタンクを設置する。



OWNER
一之瀬 一さん(山梨県)



「自分でできることはやっちゃいます」とオーナーの一之瀬さん。ある時期、ジェットスキーやバイクに興味が向いていたそうだが、友人たちが富士スピードウェイを走る姿を見て、一念発起。サーキット走行のために、ミッションをはじめ、あちこち組み直すことになったそうだ。



SPECIFICATION
73年式 日産 フェアレディ240ZG(HS30)
●エクステリア:FRP製ボンネット、フェンダー、リアゲート(常進技研製アクリルリアウインドー)、オリジナルフロントスポイラー
●駆動系:ホリンジャー製6速シーケンシャルミッション(H6S)/OS技研製ツインプレートクラッチ/R200デフ+LSD(OS技研製1.5WAY/ファイナル4.1)/R32GT-R用プロペラシャフト加工流用
●足回り:前後アラゴスタ製車高調(前7㎏/㎜、後6㎏/㎜)/フルピロボール化/前後ともキャンバー4度
●ブレーキ:F:フェラーリF40用4ポットキャリパー×φ322㎜ベンチレーテッドディスク/R:R33スカイラインGT-R用2ポットキャリパー&フェラーリ用サイドブレーキキャリパー×φ300㎜ディスク
●タイヤ:アドバンA050 225/45R16
●ホイール:パナスポーツG7 16×9J/16×9.5J
●内装:オリジナルロールケージ/レカロ製フルバケットシート/ウィランズ製4点式フルハーネス/マッハ製ステアリング/ニスモ製S15用300㎞/hスピードメーター/スミス製12000rpmタコメーター/Defi製追加メーター(水温、油温×2、油圧)/亀有製燃圧計/イノベート製A/Fメーター/APレーシング製ブレーキバランサー/ドライサンプ用オイルタンク/燃料コレクタータンク/フロアトンネル加工

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Nostalgic SPEED vol.003 2014年 3月号 (記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

PHOTO : MOTOSUKE FUJII(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ)

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