高校の時に目に焼き付いた生涯のクルマを手に入れて始まった|25年のワンオーナー生活 ホンダ プレリュード XX 1

「クルマを大切にするから」と父を説得した平井俊一さん。近所で見た姿がが忘れられず、いつかは乗ると決めていたプレリュード。そのチャンスが訪れた時、他メーカーを薦めていた父親にその時の気持ちを伝えた。

 84年、新車で購入したクルマは、当初の思い通り大切に扱われ、ワンオーナー車両として残っている。しかも、家族の中心に存在し、2つのチャイルドシートを取り付けて活躍中。

 20年20万㎞を境にカスタムしようと思っていたが、ちょうど20万㎞の時にリアバンパーをぶつけられた。

「リアバンパーがなかなか出てきませんでした。パーツ供給の難しさを実感しました。結局、友人のつてでヨーロッパから輸入して手に入れました。もし友達の助けがなければ、プレリュードを降りていたかもしれません」

 そして、現在はオリジナルテイストを残しづつ、軽く手を入れて楽しんでいる。スポイラーなど、当時のパーツはネットオークションなどで入手。純正部品もなるべくストックして、来たるべきアクシデントに備えている。

 現在、仲間とプレリュードパーツのロットをまとめ、輸入している最中だという。仲間がいなかったらクルマを維持できない、と改めて実感する。

 理解ある家族にも迎え入れられたプレリュード。家族の大切な足となるとともに、「そこまで言うのならと」頭金を出してくれた父親の形見にもなってしまった。これから長い時を平井さんとともに過ごすのは確実だろう。


最近、整理したというパーツ類が家の中にたくさん眠っている。



「ほとんど実家に送ってしまった」というが、いまだ大量に手元においてある。以前はエアロパーツなどもあった。



クルマを大切に乗り続けたいという思いを強く感じる光景でもある。



純正のボディカバーにラジエター。現在は純正より厚いカバーを使用。以前、盗難にあったのでカギを付けているという。ラジエターはネットオークションで落札。美品を格安で入手できた。



カタログやサービスマニュアルなど、メンテナンスのバイブルとなる。

ハチマルヒーローvol.12 2009年 12月号 (記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:MINAI HIROTAKA/南井浩孝

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