サスペンションはNORMALとSPORTの2モード切り替え|ノーマルの前期サバンナRX-7 GT-X 3

本格的なスポーツカーを目指した 2代目サバンナRX-7 FC3S


85年に登場したFC3Sは角形テールを採用。当初はGT、GT-R、GT-X、GTリミテッドの4グレードだったが、86年にGTリミテッドにスペシャルエディションを追加。

また、87年には300台限定でアンフィニをリリース。2シーター化、BBS製ホイール、MOMO製ステアリング、専用バケットシートを装備。好評のため毎年限定発売された。

89年のマイナーチェンジで丸型テールを採用した。また、91年のル・マン24時間レース総合優勝を記念して「ウイニング・リミテッド」が発売された。


今ではほとんど採用されなくなったリトラクタブルヘッドライトだが、80年代のスポーツカーにはなくてはならないアイテムだ。




13B型エンジンはインタークーラー付きシングルターボ仕様(輸出モデルにNAあり)。タービンはHITACHI製HT18S-2Sを採用し、ブースト圧0.6kg/cm2により185ps、25.0kg-mを発生。89年のMCではツインスクロールターボの変更、圧縮比を9.0に、ブースト圧を0.7kg/cm2に上げ、205ps、27.5㎏-mを発揮するまでになった。



両サイドにサポートを持つシートはホールド性も高い。



狭いリアシートは荷物置きスペースとして活用。



シフトレバー手前には、サスペンションの「NORMAL」と「SPORT」のモードに切り替えるスイッチがあり、さらに駐車灯のスイッチがある。


ハチマルヒーローvol.12 2009年 12月号 (記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:KAMISATO RYOTETSU/神里亮徹

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