筑波、鈴鹿、岡山でレコードタイムをマークしたZとは? 最速モンスター 240ZG 1

富士1分58秒台、筑波1分2秒台、鈴鹿2分27秒台、岡山1分47秒台。各地のサーキットで好タイムを叩き出した240ZGは、速さだけではなく、フルワークス仕様のワイドボディにも注目が集まる!

富士スピードウェイをはじめ、筑波、鈴鹿、岡山でもレコードタイムをマークした240ZG。旧車乗りの間では、オーナーの大場祐史さんともども、最速の240ZGとして話題の1台だ。

 ブラックの240ZGは、21年前の20歳の時に、「ついうっかり」購入してしまったとか。状態はボロボロだったらしいが、自動車の板金が本業ということもあり、仕事の合間にコツコツと自分の手で、現在の仕様まで仕上げている。

 注目は、フルワークスと呼ばれるボディワーク。社外品として販売されているオーバーフェンダーをベースに、自分好みに加工し、超ワイドなオリジナルのスタイルを実現している。このワイドボディ化のきっかけは、単純に「太いタイヤ&ホイールを履かせてみたかった」というシンプルなもの。

そこで、極太のタイヤを探したところ、太いサイズは17インチ以上にしかラインナップがないことが判明。その結果、現在でも珍しい前後17インチ化を実行することになった。



フェンダーとの絶妙なクリアランスにも注目。ガンメタディスクにポリッシュリムの組み合わせは大場さんがオーダーしたもの。



サイズは、リア17×11J -70という超ディープリムに、タイヤは255/40R17を装着する。ブレーキはAP製のフォーミュラ用キャリパーにR32タイプMのローターでセットアップ。



フルワークスの迫力ボディに装着されるホイールは、お気に入りのパナスポーツG7-C8S。フロントは17×10.0J -45、タイヤは245/40R17を装着。



ブレーキはウィルウッド製S30用キャリパー、アリスト用φ300mmローターだ。


Nostalgic SPEED vol.002 2013年 11月号 (記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Motosuke Fujii/藤井元輔

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