振り返るとそこに夫婦2人の思い出のクーペ 74年式 日産サニーエクセレントクーペGL 3

当時自分が乗っていた仕様へカスタマイズ


まずはGLをGXにカスタマイズ。内装において一番の違いであるのがタコメーターの存在。

走りを追求したモデルではないことを意識させるためGX以外はタコメーターが装着されていなかった。

しかしインパネは共通なのでタコメーターを入れてGXと同じメーター配列に変更。

外装はエンブレムの変更とGXの特徴である白いストライプの追加。

ミッションは搭載されていた4速マニュアルから710バイオレットの63Aローバック5速マニュアルミッションへと変更し、GXにしかない5速マニュアルを再現した。

サニーエクセレント

 シルエットはノーマルのままに、当時自分が乗っていた仕様へとカスタマイズ。理想に近いモディファイを実現しつつある金子さん。

普段は食堂「田園食堂うめや」店長として忙しい毎日を送るが、休日の楽しみはツーリング。

PB210サニーはもちろん、74年式バイクのスズキGT250や2006年式のハーレーダビッドソンで横浜の自宅から湾岸道路を走り、横須賀八景島付近まで遠出するという。


 お子さんたちも独立し、再び夫婦2人となる生活が近づいている。そして、振り返るとそこに2人の思い出のクーペが待っているのだ。



シリンダーはアルミではなくスチール製。エンジン下に見えるのが710バイオレットの63Aローバック5速マニュアルミッション。実は4速と5速でフロアトンネルの大きさが違っている。



キャブレターはミクニソレックスφ44mmを装着。この下には510ブルーバード用のスチール製タコ足が配置されているため、ファンネルの接続部分からキャブレターの下部にかけてヒートプレートを装着し、パーコレーション対策としている。


DETAIL
74年式 日産 サニーエクセレントクーペGL(KPB210G)
●全長4045mm
●全幅1545mm
●全高1350mm
●ホイールベース2340mm
●トレッド前/後1255mm/1245mm
●最低地上高165mm
●車両重量880kg
●乗車定員5名
●登坂能力tanθ0.51
●最小回転半径4.7m
●エンジン型式L14型
●エンジン種類水冷直列4気筒OHC
●総排気量1428cc
●ボア×ストローク83.0×66.0mm
●圧縮比9.0:1
●最高出力85ps/6000rpm
●最大トルク11.8kg-m/3600rpm
●変速比1速3.757/2速2.169/3速1.404/4速1.000/後退3.640
●最終減速比3.900
●燃料タンク容量43L
●ステアリング形式ボールナット式
●サスペンション前/後ストラット式独立懸架/半楕円リーフスプリング
●ブレーキ前/後ディスク/リーディングトレーリング
●タイヤ前後とも6.15-13-4PR
●発売当時価格76.5万円

ノスタルジックヒーロー Vol.145 2011年6月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:HIRANO AKIO/平野 陽

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