女性オーナーのキレイで入りやすい自販機店|レトロ自販機の旅「コルソ高崎」編

もともとオレンジハットだった店舗を、働いていた乗附鈴子さんがオーナーとなり、1999(平成11)年11月11日にリニューアルオープンしたのが「コルソ高崎」。最新鋭ゲーム機導入など、拡張傾向で来客数も多い希少な店舗だ。

 女性で自販機店経営は珍しいが、旦那さんも息子さんも手伝ってくれているという家族経営。24時間営業ということで家族が過ごす時間はバラバラだが、ひとつの店舗を皆で守っていることで家族間の会話は多く、仲はいいという。

 もともと1983年に開店したオレンジハット高崎店で働いていた乗附さん。閉店となったあとオーナーとなり1999(平成11)年11月11日にリニューアルオープン。

 女性ならではの視点で店を整備し、キレイで入りやすい店舗へと生まれ変わった。特に自販機コーナーでは熱い商品が多いため、軍手やトングを用意するなど、心遣いが行き届いている。さらにゲーム機コーナーでは大人気だが高額で導入数の少ないコナミの本格プロ野球カードゲームを入れるなど、攻めの姿勢も忘れない。そのため夕方から深夜まで店舗は人であふれているという。

 現在もっとも活気ある自販機店の1つと言える。レトロ自販機探索を考えている読者の方に、ぜひおすすめな店舗だ。






information
コルソ高崎店
〒370-3521
群馬県高崎市棟高町1868-135
24時間営業



掲載:ノスタルジックヒーロー 2019年2月号 Vol.191(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text & photo:Nostalgic Hero/編集部 model & traveller:Yuki Kobayashi/小林由季

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