80年代を代表するセダンの形。角張ったボディが魅力の430(ヨンサンマル) ニッポンを代表する高級セダン、日産 セドリック 1

トヨタのクラウンと日産のセドリック&グロリアは、日本人にとって、長く国産高級セダンの代名詞だった。トヨタファンであれば「いつかはクラウン」だったかもしれないし、日産ファンであれば、セドリック&グロリアが憧れの1台であったはずだ。

 430セドリック&グロリアがデビューしたのは1979年6月。ボディタイプは4ドアセダンを基本に、4ドアHT、5ドアワゴンを用意。エンジンは2L、2.8Lの6気筒NAエンジン搭載車を中心グレードとして、2.2Lディーゼルエンジン搭載車も加えた。


最廉価グレードを除き、インストルメントパネルは木目模様となっており、高級感あふれるデザインである。



助手席は、上級グレードではシートバックの一部が後方に倒れ、後席の同乗者がゆったりと脚を伸ばせるリラックスシートを装備する。



ドライバーズシートは、オーナーの好みでレカロ製に置き換わっているが、元のシートは助手席と同じ、ソファのようなデザインのものだ。



またルーフには、オーバーヘッドコンソールも付く。



ハチマルヒーロー 2009年 05月号 vol.11(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Satoshi Kamimura/神村 聖

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