「見た目はノーマル、中身はカリカリ」FJ20型 DOHCエンジンに独立4連スロットルをドッキング! DR30 スカイライン RS 1

4台目を入手した時から、カスタムプランは決まっていた。「見た目はノーマルで、中身はカリカリ」。4ドアがベースなだけに、このコンセプトはなおさら面白いものとなった。服部さんが「主治医」と呼ぶ懇意のメカニック、久松さんと共に、このDR30のカスタムがスタート。搭載されるFJ20型は独立スロットルを装着し、レスポンスを向上。


インパネの白いメーターは、純正と置き換えられた大森製タコメーター。センターコンソールには油温、油圧、水温メーターを3連で追加した。

これに伴い、FコンVプロでエンジンの制御を行うように変更した。その他に排気量アップ、ダイレクトイグニッション化など、気持ちよく走れるように各部をチューン。


シフトノブはインパル、ステアリングはニスモと日産流。

そしてミッションはS15シルビアのスペックRに搭載されていた、6速MTに換装された。ミッションの長さが上手く合わなかったが、プロペラシャフトを詰めて対応。


前席はレカロのLS。クルマの年式に合った80年代テイストあふれるチョイスだ。普段乗りはこのシートだが、サーキット走行時はフルバケットタイプに付け替える。

タコ足とステンマフラーで排気系も整えられ、NAエンジンで気持ちよく走れる、4ドアDR30がここに完成した。



リアシートは純正の赤色の物に張り替え。ロールバーなどのボディ補強はあえてしていない。

掲載:ノスタルジックスピード 2013年7月 Vol.001 (記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:TAKAYOSHI SUZUKI/鈴木貴義 photo:MAKOTO INOUE/井上誠

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