当時のルックスを尊重しながらモダンにアップデートされた クラウン ハードトップ 3

       
こうしてストックのビジュアルを崩さずに機関アップデートを完了させつつ、足元のオシャレを欠かさないのがクラウン・クラシックス・スタイル。

 フェンダーアーチとホイール上端が重なるぐらいの、絶妙な車高スタンスを決めた上で、ホイールは17インチのデイジーをチョイス。5穴車ならではのアメリカ製5スポークデザインは、このクラウンに絶妙な色気を与えている。


SPECIFICATIONS
70年式 トヨタ クラウン ハードトップ SL(MS51-C)
●エンジン:1JZ-GE型移植
●駆動系:4速AT移植/130クラウン・プロペラシャフト移植/リアアクスルナロード加工
●足まわり:130クラウン・アッパーアーム、ホーシング移植/調整式ラテラルロッド
●ブレーキ:130クラウン・ブレーキ移植
●ホイール:ムーンアイズ/ボイド・デイジー17インチ
●内装:純正シートレザー張り替え



車高と8Jサイズのワイドホイールをフェンダー内に収めるため、ナロード加工などを行い、絶妙なスタンスを実現している。



90年代のビレットホイールブームを牽引したムーンアイズ/ボイドのデイジー17インチが足元で光る。デイジーは有名なリブレホイールの5スポーク版という解釈なので、70年代車にはベストマッチ。



ブレーキ類も130クラウンから移植され安心の制動力を手に入れた。




トランク内にはカーペット、スペアタイヤカバー、車載工具、ジャッキと当時の純正品が揃っている。さすがクラウン専門店のクルマだ。




掲載:ノスタルジックスピード 2013年7月 Vol.001 (記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Takayoshi Suzuki/鈴木貴義 photo:Akio Hirano/平野陽

RECOMMENDED

RELATED

RANKING