ムーンアイズ流の機関アップデートで取り戻した王冠の輝き クラウン ハードトップ 1

クラウンといえども、ハードトップは当時スポーティーなイメージで売っていた。
新車時から約40年経ったいま、そんなスポーティーさを現代にスマートによみがえらせるべく、
エンジンスワップをはじめとする機関アップデートを施したクルマがこれだ。


 ムーンアイズといえば、日本のアメリカン・カスタムシーンを牽引してきた会社として有名だが、実はドメスティックなクラウンに関しても、『クラウン・クラシックス』というセクションであらゆるサポートを行っている。

 クラウン・クラシックスは40系、50系といったクラシックモデルを中心に、パーツや車体の販売、海外からの輸入等を行っており、近年はエンジンスワップを施したアップデートカスタムも数多く手掛けている。
 そんなクラウン・クラシックス・プロデュースのこのMS51は、エンジンのみならず、メカニカル部分の多くを130系クラウンから移植したという意欲作だ。ベースとなったのは後期モデルで、このカスタムプロジェクトに伴い、ボディは下地から入念に仕上げられた。

 MS50系クラウンは、発売当時「白いクラウン」をキャッチコピーにするほど白をイメージカラーとしていたので、このクルマもボディカラーは白をチョイス。しかし当時の純正色ではなく、メルセデス・ベンツのアラバスターホワイトとしたことで、その内部機関のアップデート具合を密かにアピールしている。



当時の純正色ではなく、メルセデス・ベンツのアラバスターホワイトによるフィニッシュによりボディカラーもアップデートされている。



前期モデルに比べ、若干シャープな顔付きとなっている後期モデル。特徴的な角形ヘッドライトはH4バルブに改造されている。バンパーにオーバーライダーが付くのはSLとスーパーデラックスの2グレードのみ。



専用のエンブレムがドアとリアフェンダーの間に装着される。



テールレンズはセダンやワゴンからの流用ではなく、ハードトップの専用デザイン。



リアまわりは独特のプレスラインが特徴的。給油口はリアナンバー上のガーニッシュ内に隠されている。






掲載:ノスタルジックスピード 2013年7月 Vol.001 (記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Takayoshi Suzuki/鈴木貴義 photo:Akio Hirano/平野陽

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