幻のLZ14型エンジン搭載 日産サニー・エクセレントTSレーシング 2

キャリアカーから降ろされたサニーに人が集まる中、暖機運転をかねてブリッピングするサウンドは、まさにレーシングカー。

プラグをカブらせないためか、回転を上げたときは、サイド出しマフラーから、迫力たっぷりのエキゾーストノートが吐き出されていた。

エンジンをいったん止めて、走行準備がはじまった。

スリックタイヤ&マグネシウムホイールに履き替える作業の合間に、今回のシェイクダウンのために用意した車載カメラ3台を設置。さらに、走行シーンも3台で撮影するという万全の取材態勢だった。


PM1:15 エンジンが暖まったところで、プラグを交換。暖機中はNGKの8番だったが、走行にはとりあえず9番を使ってみるとのこと。



PM1:40 走行前に、打ち合わせをする久保さん。ドライバーを務める息子さんは、LZ14を搭載したブルーバードSSSを走らせた経験者だ。



PM1:40 サニー・エクセレントTSレーシングを追走して走行シーンを撮影してもらうために、ケイズヒストリック・サニーにも車載カメラをセット。



PM2:30 1回目の走行で、1コーナーを立ち上がったあたりで失速してストップ。ピットに運ばれてきてから原因究明のためエンジンをチェック。



PM3:00 原因究明のため、ヘッドカバーを外してカム回り、チェーン、圧縮などをチェックするが問題なし。不調の原因は点火系か燃料系か?



掲載:ノスタルジックヒーロー 2011年 04月号 vol.144(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:KAMISATO RYOTETSU/神里亮徹

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