オリジナルの塗装を完全に剥がしてレストア! MS105クラウン・ターボができるまで 2

ボンネット、屋根、トランクなどサビが浮いていた部分は切り張りし、オリジナルの塗装を完全に剥がした。



鉄板の状態に戻して補修している。



オペラウインドーの回りやルーフからピラーにつながるラインなど、モールが装着されるツメの部分も、オリジナルのラインを忠実に復元している。



ボディパネルの修復が完了し、サフェーサー、パテ入れが施された状態。この後、本塗りで完成。



移植するM-TEU型エンジンは、サビや汚れ、タペットカバーの塗装も部分的に剥がれ、調子もイマイチ。


ヘッドをハズして燃焼室やバルブ回りをチェック。カーボンが付着し、サビているバルブもあった。



消耗品を交換し、ヘッドをOH。写真はバルブのすり合わせ作業。



エンジン回りのサビた部品は、ボルト&ナット、遮熱板、パイピングなど、再利用できるものは再メッキを施した。



ステアリングギアボックスは110用をリビルトし、微妙に角度が違う105用の新品ピットマンアームを装着。



リアホーシング、ブレーキは110用を移植し、リアスタビを追加している。


掲載:ノスタルジックヒーロー 2011年 04月号 vol.144(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Isao Yatsui/谷井 功

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