ボディカラーはレクサスLS、ヘッドライトはHID化、各部を現代化した トヨタMS105クラウン・ターボ 3

M-EU型(1988㏄ SOHC)からトヨタ初のターボエンジンM-TEU型に換装しているが、純正のようにしか見えない仕上がり。各パーツやボルト&ナット類などは再メッキされ、まさに新車のようなクオリティーだ。

このプランを実現するため、ドナーとなる6代目MS110を入手し、エンジン、ミッション、デフ、コンピューター、ブレーキなどを取り外し、機関まわりはすべてOH。
また、MS105のほうはヤレが目立っていたボディや内装なども含めて全面的にレストア。

ただし、純正らしく見せつつも、レクサスLSのボディカラーやHIDヘッドライトを採用するなど、より現代的なアップデートが盛り込まれている。

 M型ターボの換装をはじめ、駆動系、足回りなど数え切れないほどリファインされて完成したMS105クラウン・ターボ。高速でも安定した走りを発揮し、池田さんを楽しませている。



タペットカバー後方に「M-TEU TURBO」の刻印が入っている。



ターボまわりもOHし、ノロジーホットワイヤーで点火系を強化しているので、エンジンは絶好調。



駆動系はMS110用で、リアスタビを追加している。


掲載:ノスタルジックヒーロー 2011年 04月号 vol.144(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Isao Yatsui/谷井 功

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