ワーゲンバスが現代に復活! 国内未発売のID.BUZZも展示されるフォルクスワーゲン「ID.SQUARE」がオープン

フロントの大きな「VW」エンブレムはワーゲンバスの大きな特徴となっていた

       
フォルクスワーゲンが12月12日から25日までの2週間にわたり、東京都港区の東京ミッドタウンにおいて、展示スペース「ID.SQUARE」をオープンする。
同社製のフル電動自動車タイプのSUV「ID.4」を中心に、フォルクスワーゲンが掲げる、2050年までにCO2排出実質ゼロを目指したテーマ「Way to ZERO」など、これからのモビリティを学べる広場となっている。ID.4の試乗なども行えるので、東京の街中を最新EVで走ってみたい人は訪れてみるといいだろう。

【画像17枚】現代に復刻されたワーゲンバスも展示された「ID.SQUARE」の様子





「ID.SQUARE」の目玉のひとつが、国内未発売のワンボックス型EV「ID.BUZZ」の展示だ。
「ビートル」ことフォルクスワーゲン タイプ1をベースに開発され、1950年に登場したワンボックスモデル、フォルクスワーゲン タイプ2。
「ワーゲンバス」として世界中で親しまれるようになったこのVWタイプ2をモチーフに、ID.4同様のバッテリー式EVとして生まれ変わったのがID.BUZZだ。

ノーズの大きな「VW」エンブレムを始めとした遊び心あふれる可愛らしいルックスは、まさにVWタイプ2の復刻モデルと呼ぶに相応しいデザインと言えるだろう。
バッテリーを床下に配置し、リアに搭載したモーターで後輪を駆動する、つまりタイプ2と同じくRR方式を採用している点もポイントだ。

まだ日本での発売は時期どころか発売の有無自体が決まっていないが、魅力にあふれた新世代のワーゲンバスを見てみるチャンスだ。

■ID.BUZZ(欧州仕様参考値・日本発売未定)
全長 4712mm
全幅 1985mm
全高 1937mm
ホイールベース 2989mm
最高出力 150kW(204ps)
最大トルク 310Nm(31.6kg-m)
モーター 永久磁石同期モーター
駆動輪 後輪
バッテリー容量 77kWh(リチウムイオンバッテリー)
1充電走行可能距離 423㎞(WLTP)


>>ID.SQUAREのアイコンとして、最も目を引いているのがID.BUZZ。あのワーゲンバスを電気自動車として現代に復刻した1台だ。



>>「走りだそう、ゼロの未来へ。」というキャッチフレーズとともに「Way to ZERO」について学べる場となっている。


>>VWの新型EV「ID.4」は展示に加えて試乗も可能だ(要予約)

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