先鋭的次世代デザインのエアロをまとったZ【1】Gノーズとは一味違うロアノーズのインパクト|スピードフォルム S30 ロングノーズ

よく見る従来型のGノーズとは似て非なる造形。cd値に優れるグリルレススタイルながら優れた冷却性能を発揮する

       
グリルレスデザインで、先発のショートタイプとは一味違うインパクトを放つ、スピードフォルムのロングノーズスタイル。
しかし、このエアロの注目ポイントは伸びた鼻先よりもロアノーズ、デザイン性以上に機能性だ。

【スピードフォルム S30 ロングノーズ Vol.1】

 スピードフォルムのエアロパーツは「次世代デザイン」がプロダクトコンセプト。だから世に送り出す製品は何れもが先鋭的で、個性的で、高機能であることを重視する。デモカーによるプロモーションスタイルも、17インチの大径ホイールを履かせたかつてないアプローチで、決して従来型を踏襲するだけに甘んじていない。保守派が多いといわれる旧車カスタムにおいても、より一層の個性、走りのための確かな機能を求めるユーザーはいる。カスタムやチューニングを周囲の目を気にせず、自分本意で楽しむ人たち。そして、そういうアメリカ気質な旧車ユーザーを、スピードフォルムはターゲットとする。

 2018年にデビューした、S30Z用の最新エアロとなる「ロングノーズ」も、そのデザインはよくあるGノーズスタイルとはかなり異なる印象を受ける。そして、キーポイントになっているのが、先発のショートタイプと同じように、下側のエアロの出幅をアッパー側のラインに合わせた、これまでのGノーズとは一味違うボリュームたっぷりのボトムまわりだ。アッパーノーズだけではなく、それにも増して存在感を持たせたロアノーズとの合わせ技で、ロングノーズスタイルにこれまでにないインパクトと個性を持たせているのだ。


>>【画像19枚】アッパーノーズ、ライトケース、フロントバンパー、ロアノーズで構成されるスピードフォルムのS30Z用ロングノーズ。サイドステップやリアバンパー、オーバーフェンダーなど、既存のエアロとのマッチングも良好




>> フロントバンパーを含めノーズの長さは240ZGのそれとほぼ同サイズだ。





>> 開口部を大きくとった設計。ボトムのカーボンリップは試作品。





>> フロントノーズ下面を隙なく覆うロアノーズのアンダーパネル部。両サイドには走行風を逃がさず活用する導風板が付く。





>> ロアノーズに設けられた導風板がラジエーターに走行風を導く。





LONGNOSE

ライトケース(左右セット) 
アッパーノーズ 
フロントバンパー 
ロワノーズ 
5点セット

【2】に続く




スピードフォルム S30 ロングノーズ(全2記事)

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text : ISAO KATSUMORI(ZOO)/勝森勇夫(ズー) photo : RYOTA-RAW SHIMIZU(FOXX BOOKS)/清水良太郎(フォックス ブックス)

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