自動運転を行うミニカー製作、消音構造を学べるマフラー製作体験など、クルマの科学にふれながら楽しく学べる 「キッズエンジニア2022」開催

パシフィコ横浜で開催されたキッズエンジニア2022

       


たくさんの部品とさまざまな技術によって作られるクルマってとても不思議だけど楽しいもの。
キッズエンジニアに参加した子どもたちは、クルマに対するそんな興味をさらに深めることができたに違いない。



自動車技術会の主催で、7月29日(金)、30(土)の2日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催された「キッズエンジニア2022」は、クルマをとりまくさまざまな技術を見て、聞いて、実際に体験して、楽しみながら学べる体験学習型のイベントだ。



小学生を対象とし、2008年から開催されている同イベント。これまで、横浜、名古屋、大阪などで開催され、自動車メーカーやサプライヤーなど、自動車関連企業や団体が、さまざまな教育プログラムを企画・提供。事前申込制で体験しながら学べる「教室型プログラム」と、事前申込不要で気軽に参加できる「展示型プログラム」の2タイプのプログラムが用意されていた。

プログラムの内容は小学生向けといいつつ、かなり本格的なもので、自動運転を行うミニカーの製作を体験するものや、自動車のマフラーの消音構造を学べるマフラー製作体験、さらには水素を使った燃料電池車を制作するプログラムなど、多種多様。屋外スペースではキッズバイクのエンジン始動体験なども用意されていた。



また、パシフィコ横浜で開催された「横浜開催プログラム」のほか、録画配信型の「オンラインプログラム」も用意され、こちらは8/31(水)まで公開されており、予約なしで参加が可能だ。

主催の自動車技術会は、「このイベントをきっかけとして、科学やものづくりに興味を持った子どもたちが、将来、日本を支える技術者になってくれることを期待し、キッズエンジニアを企画・運営している」とのことだが、キラキラと目を輝かせてプログラムに参加している子供たちの表情を見ていると、その期待はきっと実を結ぶはずと強く感じることができた。

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