いせさきまつり2016振り返り【1】「伊勢崎に来ればスバル360がふつうに走っている・・・」と|スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第32回 前編(中編・後編)

伊勢崎のメインストリートともいえる古河街道に、スバル360たちがスタンバイ。これだけ並ぶと、かわいいのとカッコイイのとで壮観です。ほんと、今でも通用するデザインだし、これ見たら欲しくなりますよね

       

祝! 機械遺産認定(?)でスバル360が真夏のパレード いせさきまつり

今年は9月24日(土)9月25日(日)に開催の「いせさきまつり」。
スバル360の生まれ故郷、伊勢崎。そんな伊勢崎にて開催される真夏の「いせさきまつり」にスバル360が初参加した、2016年のパレードの模様を振り返ります。

【スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.32 前編】

 スバル360が群馬県の富士重工業伊勢崎製作所で造られた、というのはファンには有名な話です。大貴誠も三鷹の製作所、太田の本工場、試走した赤城山、そして伊勢崎と「スバル360聖地巡り」をやりました。「百瀬さんが設計の相談をした料亭があった場所」を探しだしてそこに立ち、当時を思う……なんてことも。

 ただ、その時ひとつ残念だったこと。「伊勢崎に来ればスバル360がふつうに走っている、と期待したのにそうでもなかった……」

 道路をバンバン、とまでは言わないが、よその町よりは見かけることが多くてもいいんじゃない? スバル360のふるさととしては、そうあってほしい。

 そこに突然、「『いせさきまつり』のオープニングパレードにスバル360が集まります。大貴さんもぜひ」というお誘いを受け、「それこそ伊勢崎の夏祭りにふさわしい!」と即、参加決定。

 この企画を立てたのは、伊勢崎商工会議所青年部のオーナーさん。伊勢崎に住んでスバルの歴史を知り、旧車好きなご主人の後押しもあって、今年の3月、ついにアイスブルーのスバル360を入手。


>>【画像23枚】伊勢崎再訪など:伊勢崎の町は、明治時代から織物の「銘仙」の生産で発展した名残がそこここにある、よい町なのです。壁だけ保存された富士重工の旧工場、やっぱりレディーバードが映えます。前回の取材で「白水楼」探索にご協力いただいたヤマトホールにごあいさつに伺ったら、新たに発見された「白水楼の見取り図」を見せてもらいました。「百瀬さんはどの部屋で夜を徹しての話し合いをしたんだろう……」と、また白水楼の跡地で当時に思いをはせました


●いせさきまつり

カンカン照り ! 焦げそうな日差し ! スバル360のボンネットで目玉焼きが作れそうな暑さの中、たくさんの人が集まりました。大貴誠もノスヒロタオルをクビにかけてがんばります。いかしたボンネットバスにも会えましたよ。






PROFILE
大貴 誠(だいき・まこと)
OSK日本歌劇団・元男役トップスター。ノスヒロをむさぼり読んでいた日本で唯一の歌劇スター。2010年夏、念願のスバル360を入手。このクルマと一緒に日本中を旅する予定。詳細はノスヒロ2011年4月号に載ってます。



中編に続く

初出:ノスタルジックヒーロー 2016年 10月号 Vol.177
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第32回(全3記事)

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text: RUEKA AOKI /青木るえか photo: RUMI MATSUSHITA /松下るみ

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