西部警察|マシンX|第一話では登場していなかった、団長操る、漆黒のスーパーパトカー|KHGC211 スカイライン 2000 ターボ GT-E Vol.1

フロントグリル右側に設置されている2つ並んだ丸型はレーダースピード感知器。グリル左の「GT TURBO」エンブレム横から出ている細い筒状のものは着色塗料砲車銃。劇中ではリモコンで上下左右に可動した。

       
【席巻!!  軍団車輌】 中部軍団と北部軍団の競演
派手なカーチェイスに銃撃戦、画面いっぱいに炎が広がる爆破シーン、そして男たちの熱い絆……。
1980年代に放送されて全国を熱狂の渦に巻き込み、今では伝説として語られている刑事ドラマ「西部警察」。
そんな西部警察をこよなく愛するファンが作ったレプリカ車両たちを余すところなく紹介しよう。

【 マシンX・KHGC211 スカイライン 2000 ターボ GT-E Vol.1】

 西部警察の華といえば、派手なカーアクションや爆破シーンと並んで、ボンド・カー張りの特殊装備を施したスペシャルなクルマたちだ。ところが、第1話「無防備都市」には、そんな特殊車両は出てこない。いや、特殊車両は出てくるが、それは敵の駆る装甲車レディバードであって、西部署の刑事たちは普通のセダンである覆面パトカーでこれを迎え撃つ。ファンならば当たり前の知識だが、世の中では「スゴいパトカーとか出てこないんだ」という反応がむしろ一般的かもしれない。

 そのスゴいパトカーの初登場は、第45話「大激走! スーパーマシン」まで待たねばならない。そう、マシンXの登場だ。



>>【画像21枚】大型の2つは速度と回転計、小さな追加メーターは電圧、電流、油温、油圧、ブースト圧などが並ぶ。劇中車は速度&回転計の上にレーダースピード感知器の速度表示が付く等、ズラリと並ぶメーター類など



形状が特徴的なNACAダクト。もちろん本物にならって装着されている。





ボンネット上にある銀色の突起物はエンジンのキルスイッチ。本物は実際に作動するが、これはダミー。





トランクリッドに取り付けられているのは特殊無線アンテナ。警察無線はもちろん、航空無線や船舶無線、アマチュア無線まで傍受できるという優れモノ。



【2】に続く

※記事内の赤色灯は画像処理したものです。

初出:ハチマルヒーロー 2015年 09月号 vol.31
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

マシンX・KHGC211 スカイライン 2000 ターボ GT-E(全3記事)

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text : Rino Creative/リノクリエイティブ photo : KIYOSHI ICHIKAWA/市川 潔

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