リクエストは「スポーツ走行を満喫できる仕様」|ホンダ ビート Vol.1

ホンダチューンの老舗が作る、サーキット仕様のホンダビート2015Ver.。

       
ハイグリップタイヤを履きこなし、現代流チューニングで鋭さを増すホンダチューンの老舗が作る、サーキット仕様のホンダビート2015Ver.をレビュー。

【ホンダ ビート Vol.1】

 このビートはホンダ車のスポーツパーツメーカーであり、チューンファクトリーでもある「ジェイズレーシング」が仕上げたクルマ。その製作時にオーナーから提示されたテーマは「ビートでのスポーツ走行を満喫できる仕様」というものだった。

 もともとビートはスポーツ性が高いクルマなので、キレイにレストアをすれば「新車時のスポーティさ」を取り戻すことはできる。


>>【画像19枚】サイドバーを追加で装着しているサイトウロールケージ製のロールケージなど


 しかし、現在のスポーツ走行は、ベース車やパーツ、タイヤなどの進化もあり、ドライビングテクニックについても詳しく解説されている時代であるため、ひとくちにスポーツ走行と言っても、以前とは求められるレベルが違っているのだ。

 そうした現代化を踏まえてジェイズレーシングはレストア&チューニングを行ったのだが、そこで重視したのがビートらしさを失わない作りだという。



S660は後ヒンジだが、ビートは前ヒンジでフードが開く。好みが分かれるだろうが、スーパーカー的魅力を感じるのは前ヒンジの方だろう。





ウイングはジェイズレーシング製のビート用3D GT-WING。


【2】に続く

初出:ハチマルヒーロー 2015年 07月号 vol.30
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

ホンダ ビート(全4記事)


関連記事: ビート

text & photo : MASAYUKI FUKADA/深田昌之

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