1970年発売開始「だるま」と呼ばれた初代 セリカ1600GT 1

       
1971 TOYOTA CELICA 1600GT
トヨタ セリカ 1600GT

 


 

「我が国初登場の本格的なスペシャルティカー」としてセリカは1970年12月1日から発売開始された。前年69年の東京モーターショーで展示された「EX1」をベースにワイドかつ低重心なスタイルを採用。新開発されたエンジンは1.4〜1.6Lの総排気量で4種類が用意されていた。エンジン、ミッション、外観、内装を組み合わせることができるフルチョイスシステムを採用し、需要の多様化に対応した。

 71年11月26日からラインナップが増え、既存モデルにはマイナーチェンジが行われた。リアコンビネーションランプが立体的になり、室内コンソール形状などを変更。同時にGTVがラインナップに加わった。GTと比べると、専用ハードサスペンション装着、偏平タイヤ採用など、さらなるスポーティを追求したモデルだった。

 その後、72年8月21日にもマイナーチェンジが行われたが、この時は主に公害対策と安全対策を実施。毎年のようにマイナーチェンジを繰り返し、73年4月6日にリフトバックシリーズを新設。それまでのエンジンバリエーションに2Lの18R型を追加した。

 そして、セリカは77年8月22日に2代目となり、それまでのコンセプトを引き継ぎ、さらなる進化を遂げていくことなる。
 
 
 

ボディサイドにある「Celica」のエンブレム。セリカのシンボルマークは「飛竜」をかたどったもの。羽には2つの星が掲げられている。

 

テールランプが一体型になっているのが初期型の証しであり、「ワンテール」と呼ばれている。

 

ボディラインと一体型のバンパーと、奥まったレイアウトのグリルが特徴。ラミナーフローラインと称した、空気抵抗の少ない流線で構成されている。

 

掲載:ノスタルジックヒーロー Vol.140 ノスタルジックヒーロー2010年8月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Isao Yatsui/谷井 功

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