初期型フェイスに当時物ホイール。シブいパーツセレクトで自分らしさをアピール|1994年式 日産 サニートラック 1200 ロングボデー Vol.3

「いじられキャラなんで、みんなに邪険にされるんです(笑)」と、素顔を披露してくれたオーナー。

       
旧車を"伴侶"に選んだ女性たちの物語

2016年にはじまったこのコーナー。
「旧車に乗っている女性は何を考え、どうしてそのクルマを選んだのか?」を軸に、深く掘り下げていった。
その記念すべき1回目に登場した彼女はなぜ旧車を、しかもトラックを選んだのか?  その理由とは?

▶▶1月2日更新です!【総勢30名】人生いろいろ車もいろいろ。女性オーナーと、愛しの旧車たち。〈Nosweb.jp まとめ 画像一覧〉

【1994年式 日産 サニー トラック 1200 ロングボデー Vol.3】

【2】から続く

 彼女がオーナーになってからサニトラに手を加えたところは、初期型丸形2灯フロントマスクへの交換、SSRメッシュホイール履き、マフラー交換、車高落としなど。ホイールは当時物の15インチで、前述のおじさんから譲ってもらったものをバラして、リムへのバフがけ、ステンレス製ピアスボルトへの交換など、リメイクを済ませている。また、レザーのモモ・ステアリングやダッツンバケットシートといった男臭い(? )パーツをチョイスしている反面、自分のクルマのイラストを描いた特製エアフレッシュナーを作ってみたり、シートの間に小物入れを置くなど、女性らしい細やかなアイテムも散りばめられていたりする。

▶▶▶【画像16枚】バラしてピアスボルトをステンレスに交換し、バフをかけるなど、美しさに磨きをかけていた当時物のSSRメッシュホイールなど



中身もキャブもノーマルのままのA12型エンジンだが、旧車乗りの先輩方にメンテしてもらっているおかげで、トラブルも不満もなくドライブできているという。





AE86系のフロント用車高調を改造して使われるケースが多いサニトラだが、オーナーのサニトラでは、車高調もワンオフで製作していた。





ワンオフのステンレスマフラーが光るリアの下回り。3インチ+18mmのブロックをかませてローダウンを実現し、モーターファームのショックと組み合わせている。


1994年式 日産 サニー トラック 1200 ロングボデー
SPECIFICATIONS 諸元
● エクステリア:初期型用グリル/フロントバンパー、シビエ・ヘッドライト、ベレットGT-Rミラー、DATSUNエンブレム流用、クリアウインカーレンズ、クリアテールレンズ、ロープフック&リアウインドーガードスムージング、リアフェンダー叩き出し加工
● 排気系:バーテックス・ワンオフステンレスマフラー
● 足回り:(F)ワンオフ車高調、(R)モーターファーム製ショックアブソーバー、3インチ+18mmロワリングブロック
● タイヤ:ピレリ・ドラゴン (F)165/45R15、
 (R)165/45R15
● ホイール: SSR・フォーミュラメッシュ (F)15×6.5J、(R)15×7J
● 内装:モモ・ステアリング、ニスモ・ホーンボタン、サンデーヒーローズ・メッキコラムカバー、ダットサン・バケットシート、ドア内張り&センターコンソール黒塗り、サンヨー・カーナビ


【4】に続く

初出:ノスタルジックスピード 2016年11月号 Vol.011(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1994年式 日産 サニー トラック 1200 ロングボデー(全4記事)

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text : AKIO SATO/佐藤昭夫 photo : RYOTA SATO/佐藤亮太

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