車名にプリンスを冠した最後のスカイライン|2代目スカイラインの最終形 パート1

1963年9月、モノコックボディで装いも新たに現れたのが、2代目プリンス・スカイラインだった。エンジンはマイルドな1.5Lに統一され、コンパクトファミリーセダンとして人気を博すモデルへと成長していった。

日本グランプリでの活躍もあり、スポーティーモデルがラインナップされるなど、その名を知らしめたプリンス・スカイライン。しかし、66年8月にプリンスと日産が合併。以降、スカイラインには日産の名が追加された。

67年には2代目スカイライン最後のモデルとなるS57Dスカイラインが登場。OHVのG1型からSOHCのG15型へと変更され、SOHCらしい高回転エンジンとなり、最高出力はグロスで70psから88psへと向上している。

しかし、3代目スカイラインの足音はすぐそこまで来ており、S57D型スカイラインは1年間限りのモデルとして終了。3代目スカイライン人気にも押され気味で、後日、その希少性はますます高くなっていたモデルだった。



高速走行でも見やすい光量を確保した4灯式ヘッドライトは特徴的アイコンだ。


後のサーフィンラインの原型となったサイド下部のラインとプリンスらしいサイドモールがエクステリアデザインを引き締める。


後方からの視認性を高めるために、コンビネーションが大型化されるとともに、下から照らすように配されたライセンスランプも大型になっている。


ボクシーなスタイルに丸目の4灯が特徴的なフロントマスク。グリル左側に掲げられた「88」のエンブレムはエンジン出力の88psを表す。


掲載:ノスタルジックヒーロー 2017年6月号 Vol.181(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

photo : Hirotaka Minai/南井浩孝 text : Keishi Watanabe/渡辺圭史

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