ホットウィールより時代をリードする技術を搭載したネオクラシックカーが11月に発売予定

Nosweb 編集部 2021/10/01

新型フェアレディZのルーツを知るホットウィールが11月に発売予定!!

1980～90年代のネオクラシックカーを厳選したホットウィール「モダンクラシックス」に、新バージョンが加わる。新型の登場で注目される、89年に登場したZ32 フェアレディZのをラインアップするなど、ルーツを知るにはタイムリーな設定だ。またその他の車種も、先進技術で時代を先導した個性派ぞろいで、見逃せないラインアップとなっている。

　1980～90年代は、自動車にとって革新的な時代だった。技術やデザイン、装備に至るすべてがそれまでとは桁違いに進歩し、高級化、高性能化をほしいままにした。これらのネオクラシックカーたちは全身で個性を表現し、走行性能でさえそれぞれに特別感を持っていた。

フェアレディZ

　しかし2000年代となって、時代はクリーン化や省燃費化、何よりも効率化を重視する方向へと転換。そのためクルマのイメージが画一化していく。それぞれの車種らしさを表現できるのがヘッドライトまわりくらいで、個性の演出がその一点に集中していくことになる。そのためフロントフェイスはきつい表情の顔となってしまっているのが実情だ。そんなクルマたちを見るたびに、ネオクラシックカーのデザインのよさを実感するはずだ。

　ホットウィール「カーカルチャーモダンクラシックス」は、1980～90年代のクルマをコレクションするシリーズで今回で第3弾となる。これまでもどんな車種が選ばれるのかが、ホットウィールファンにとって要注目ポイントとなっていた。当然、個性豊かなネオクラシックカーがそろっており、今回もその車種ラインアップは、ファンの期待を裏切らない大満足なものとなっている。

　注目はライトニングイエローのＺ32フェアレディ300ＺＸツインターボ。2022年には新型が発売予定で、フェアレディＺ旋風が全世界を駆け巡るなかでのタイムリーなセレクトだ。新型のテールランプはこのＺ32がモチーフで、ホットウィールでもストップランプとウインカーが上下で２分されたコンビネーションを見事に再現している。

日産300ZX ツインターボ

定価770円（税込）

ロングノーズ＆ショートデッキというそれまでのフェアレディZの基本フォルムから、スポーツカーとして理想的な重量配分にした完璧なスタイリングが特徴のZ32。3ナンバー専用のワイドボディもこの時代のトレンドだった。そして新開発のツインターボやスーパーハイキャスという最新技術が搭載され、時代をリードした。このモデルは、ワイド感や美しいプロポーションをしっかり再現している。北米仕様ならではのハイマウントストップランプの装備やイメージカラーのライトニングイエローの採用もグッドなポイントだ。

　そして先進の4WD技術で世界の悪路を制覇した三菱自動車から、WRCでの勝利を目指して開発されたランサーエボリューションⅥとスーパー４ＷＤスポーツの３3000GT ＶＲ－４（日本名三菱GTO）が選ばれた。
　さらにF1で世界の頂点に立ったホンダが放った、FFスペシャリティークーペのプレリュードの最終モデルが選択されていることもうれしい。

三菱ランサーエボリューションⅥ 　

定価770円（税込）

電子制御4WDの採用でWRCでドライバーズチャンピオンとマニファクチャラーズチャンピオンのダブルタイトルを獲得した記念すべきエボⅥのモデル。ボンネットダクトやダブルウイングなど、このクルマの特徴的部分をしっかり再現する。なお、白いホイールはエンケイ風で、ノーマルのOZ風でないところが特別感を演出しているところ。

三菱3000GT VR-4 　

定価770円（税込）
3000GT

日本名は三菱GTOで、先進の4WDとツインターボの組み合わせは、スーパー4WDスポーツと命名された当時最強のパッケージング。排気音の切り替えや可変スポイラーなど、世界に先駆けた装備も話題だった。リトラクタブルヘッドライトやサイドダクトなど、スーパーカーをほうふつとさせる特徴的なデザインをバッチリ再現。スポーツカーらしい格好良さを訴求する。

’98 ホンダプレリュード

定価770円（税込）

80年代後半に若い世代を中心にデートカーとして圧倒的な人気を誇ったプレリュード。その最終型となる5代目で、FFならではの広い室内と4WSによる洗練されたハンドリングは、FFスペシャリティーとして高い完成度を誇った。しかしスポーツ性より、上質なイメージを強調した車種だった。このモデルは、そんなラグジュアリーな雰囲気を見事に再現している。

　80～90年代にかけては、ターボ、4WD、4WSなどの先進技術が続々登場した時代だ。今回の国産車は、それらのハイテクノロジーが満載されたスペシャル仕様ばかりとなっているが、国産車に混じってドイツ車のBMW M3もラインアップされている。FRスポーツというトラディショナルな設定のモデルだが、圧倒的な完成度を誇り世界中のレースシーンで大活躍した、誰もがその実力を認める当時の最強スポーツセダン。やっぱり、このクルマは外せないといったところだ。

　最新技術により世界を制した国産車と、基本設計とセッティングの巧みさで世界を席巻したＢＭＷという最高の競演となる今回の5台は、ホットウィールファン、自動車ファンも100％満足させてくれるラインアップなのだ。

’92 BMW M3

定価770円（税込）
BMW M#

国産車のような先進技術ではなく、基本設計とセッティングの妙による圧倒的パフォーマンスで、世界中のサーキットで大活躍を見せた最強のスポーツセダン。当時のトレンドの採用といえば、前後のかなり張り出したブリスターフェンダー。このモデルは、その強烈な迫力を完璧に再現する。その部分だけでも圧倒的な存在感を示しており、購入欲がかき立てられる。

「カーカルチャーモダンクラシックス」とは!?

ホットウィールでは、さまざまなカーカルチャーを再現するアソートを展開している。今回取り上げている「モダンクラシックス」は、1980～90年代のネオクラシックカーやヤングタイマーと呼ばれるクルマたちで構成されている。その車種セレクトが注目ポイントになっている。さらにこの時代の個性豊かな車種の特徴をしっかり再現するために、中には新金型を使用したモデルに、スペシャルなアレンジを加えたモデルなど、仕様が多彩なことも魅力となっている。

「モダンクラシックス」　
価格：770円（税込）
発売日：11月中旬（予定）

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