70年代車に10000rpmまで軽く回るエンジンを!|PB110 サニー エクセレント OS技研 TC16-C1 前編 Vol.3

ヘッドの構造は、6気筒のTC24-B1Zと同じで、カムホルダー方式、ロッカーアームなどは共通だ。

       

搭載するTC16-C1はチェーン駆動!?  

6気筒のTC24-B1Zに続き、4気筒バージョンのTC16-C1の開発が進められているOS技研。
そのTC16-C1をサニーエクセレントに搭載し、クラシックカーレースに参戦するという。そのプロジェクトに迫ってみた! 

【PB110 サニー エクセレント 前編 Vol.3】
 
【2】から続く


 サニーエクセレントに搭載するTC16‐C1は現在開発中。レギュレーションに合わせ、ブロックはL14型を使うが、ボアをφ89mmとすることで、ノーマルの78mmストロークの場合は、排気量は1940ccに。また、ストロークを8mmアップさせて86mmにすると2140ccにすることも可能だ。
「4気筒のほうがコンパクトで軽量で、高回転まで回せるんじゃけ、ポテンシャルはあるからタイムは出るじゃろ、運転手しだいじゃがの(笑)。

 TC24は6気筒だからギアトレインを採用したが、TC16は軽量化とコストを下げる意味もあってカムはチェーン駆動がスタンダードじゃ。構造はTC24と同じじゃけ、付けたい人はギアトレインも組み込めるぞ」と岡崎会長。開発中のTC16を見ると、カムチェーンは1本仕様で、両側にアイドラギア、クランク側にテンショナーを配置するレイアウトを検討中だった。10000rpmまで軽く回るというTC16のサウンドを早く聞いてみたい。


ラジエーター用の開口部が小さいのが気になるらしく、対策を検討する岡崎会長など【写真26枚】



TC24-B1Zのカムギアトレインではなく、TC16-C1は新たにチェーン駆動方式を開発。シンプルな構造ながら、信頼性、耐久性もポイントになる。




ノーマルのL型の場合は、チェーンテンショナーだけでチューンを張っているが、TC16-C1では左右にアイドラギアを設け、クランク側にテンショナーを設けたチェーン駆動となるようだ。









初出:ノスタルジックスピード 2015年7月 Vol.007 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

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photo : RYOTA-RAW SHIMIZU/清水良太郎

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