6輪は6輪でもリア4輪化のF1マシン、マーチ240/771も！｜ローマンミュージアム　Vol.4

Nosweb 編集部 2021/06/19

2L水冷V型8気筒エンジンを搭載する1968年式アルファロメオ・ティーポ33/2デイトナクーペや、1972年式ティーポ33/TT/3など、レースで活躍したマシンが並ぶ。フェラーリやマセラティも同様に多数のレーシングカーが展示されている。

　　　　　　　

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【LOUWMAN MUSEUM　Vol.4】

Vol.【3】から続く

　そして、この博物館でもっとも注目すべきは、世界でただ1台残存するといわれるトヨダAA型が展示されていることだ。博物館の意向で、発見時の姿のまま展示されているAA型は改造個所も多く、本来の姿とは大きく異なる部分もあるが、それでも、復元車ではない、トヨタ初の量産乗用車であるAA型を見られるのは、世界でここだけ。

　その事実だけをとっても、日本から海を渡って訪れる価値のある博物館と言えるのではないだろうか。


リア4輪化のF1マシン、マーチ240/771など【写真32枚】


1950年代にルマン24時間レースで勝利を重ねたジャガー。Cタイプの後継として誕生したDタイプは、1955~1957年に3年連続優勝を飾った。これは56年式のXKD606。垂直尾翼に似た大型のフィンが特徴だ。

 

シティコミューター、あるいはマイクロコ ンパクトカーの展示も充実している。 手前は1981年式のスズキのCV1。 奥は、オランダ製の1955年式バンビ ーノ200。200ccの2ストローク単気筒エンジンを搭載する3輪車だ。



1885年に誕生した世界初の自動車パテント・モトールヴァーゲン、1887年製の蒸気自動車ド・ディオン・ブートンなど【写真32枚】

Vol.【5】に続く



初出：ノスタルジックヒーロー 2014年10月号 Vol.165（記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです）


ローマンミュージアム（全5記事）


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text & photo : NOSTALGIC HERO/編集部

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