カムギアトレイン+ドライサンプのS20型2.6L仕様が挑戦!|1969年式 スカイライン 2000 GT-R|ヴィンテージスピードパワーチェック Vol.4

カムギアトレイン+ドライサンプの2.6L仕様。

       
ヴィンテージスピード・パワーチェック Vol.【4】
【1969年式 スカイライン 2000 GT-R】


 2台目のチャレンジは、本誌Vol.005の表紙を飾った渡辺哲也さんのPGC10。そのチューニング内容を紹介しよう。

 一見するとオリジナルに近い渡辺哲也さんのPGC10だが、中身はカリカリのフルチューン。搭載されるS20型は、アール・ファクトリーのφ85.5mm鍛造ピストンやI断面ロングコンロッド、フルカウンタークランクシャフトなどを組んだ2.6L仕様。

 キャブはソレックス50PHHで、アール・ファクトリーのギアトレインシステムも装着される。また、サーキット走行を考慮して、オイルの潤滑方式をドライサンプ仕様に変更していることも大きなポイント。ちなみに外観は純正風だが、ボディ外板パネルの多くはFRPとなっており、徹底的な軽量化も図られている。


2.6Lという排気量を考慮し、キャブはソレックス50PHHをチョイス。





アール・ファクトリーが研究を重ね、開発したカムギアトレインシステム。チェーン駆動からギア駆動にすることで、チェーンのたわみや伸びがなくなり、正確なバルタイを取ることが可能になる。




2.6Lという排気量を考慮し、ソレックス50PHHをチョイスされたキャブなど【写真18枚】


Vol.【5】へ続く


1969年式 スカイライン 2000 GT-R
SPECIFICATIONS 諸元
●エンジン:S20型改2582cc/ボアφ85.5mm×ストローク75mm/ヘッド加工/RB26型用バルブ/300度カム(リフト10.0mm)/カムギアトレイン/鍛造ピストン/I断面ロングコンロッド/フルカウンタークランク/スリーブ/FJ型用3ステージドライサンプ仕様/ワンオフアルミ削り出しオイルパン/ATIダンパープーリー/超々ジュラルミン製軽量バックプレート
●吸排気系:ソレックス50PHH/φ42.7mm等長タコ足(6-2)/φ75mmチタンマフラー(サイド出し)
●点火系:和光テクニカル製CDI/マロリー製デスビ/NGK製レーシングプラグ
●冷却系:スギタラジエーター/2連電動ファン/HPI製オイルクーラー
●駆動系:OS技研製ツインプレートクラッチ/ニスモ6速(HPIバージョン)/R200+クスコLSD(ファイナル4.6)/Z31用等速ジョイント



初出:Nostalgic SPEED 2015年07月 Vol.007 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

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text:Rino Creative/リノクリエイティブ photo : TAKASHI AKAMATSU/赤松 孝

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