希少な純正フォグランプカバーを装着した1台も!|Zカーコンベンション 2014 Vol.2

見事、ゴールドカップを含め5つのアワードを獲得1972年式の240Z。

       
全米最大級のミーティングイベント「Zカーコンベンション」。その2014年のイベントを振り返る。

【2014 Zカーコンベンション Vol.2】

Vol.1から続く

 ロサンゼルスから南へクルマで2時間ほどの距離にあるサンディエゴは、海軍の基地が点在することでも知られるカリフォルニア州第2の都市だが、美しい海と山、そして砂漠や草原といった豊かな自然に囲まれ、さまざまなアクティビティーや世界最大規模の水族館があることでも有名だ。

 Zカーコンベンションでは、例年、Zの父として知られる片山豊さんや、S30Zデザイナーの松尾良彦さんなどが特別ゲストとして出席し、トークショーなどを開催された。2014年も同様に、松尾さんとZ32のデザイナーで、首都大学東京で教授を務める山下敏男さんが出席。両名のトークショーは、大きな拍手に包まれ、途切れることなくサインや握手をせがまれていたのが、とても印象的だった。

人気のBREフロントスポイラーを装着した240Zなど【写真14枚】


S30Zの参加が多いZコンベンションだが、130やZ31〜Z34まで、すべてのZが参加している。130のストッククラスに参加していた、このZは、希少なフォグランプカバーを装着していたが、なんと、その希少な純正のカバーを保護するためのお手製のレザーカバーを付けていた! 



第19回サファリラリー優勝車のレプリカ車両。なかなかによくできていたが、ホイールとタイヤにももうちょっとこだわってほしかったかな。



最終日に行われた表彰式と晩さん会。2014年、日本から愛車のZ432とともに参加した遠藤克彦さんのお嬢さんらが浴衣で登場すると、一際大きな拍手が送られた。

Vol.3に続く

初出:ノスタルジックヒーロー 2014年10月号 Vol.165(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

Zカーコンベンション 2014(全3記事)

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text : HIDEAKI KATAOKA/片岡英明

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