キャメルGTチャレンジのペースカーとして使われた240Zが登場|Zカーコンベンション 2014 Vol.1

サンディエゴのダウンタウンにある地ビール工場の「ミッション・ブルワリー」で開かれたナイトイベントでは、キャメルGTチャレンジのペースカーとして使われた240Zが登場。きれいにレストアされた姿に参加者の視線が釘付けとなった。

       
全米最大級のミーティングイベント「Zカーコンベンション」。その2014年のイベントを振り返る。

【2014 Zカーコンベンション Vol.1】

 海外では「DATSUN Z/ダッツン・ズィー」、あるいは「Z CAR/ズィーカー」として、親しまれているフェアレディZ。特に初代フェアレディZとなるS30は、総生産台数約54万台のうち、8割以上が海外で販売されたといわれている。特に米国での人気は圧倒的で、いまだに多くのファンを魅了して止まない存在だ。

 そんなZカーオーナーによる全米最大級のミーティングイベントが、「Zカーコンベンション」だ。2014年で27回目を迎える伝統のイベントは、8月5日から9日にかけて、アメリカ西海岸カリフォルニア州サンディエゴで開催された。前年は、東海岸の古都ボストン郊外での開催。そして翌年はテネシー州で開催される予定と、毎年開催地を変更し、各地の地元クラブが主催を務めて、5日間にわたり開催される。


ストッククラスの2位入賞を果たした1970年式の240Z。内外装ノンレストアで、驚きのグッドコンディションを保っていた。




パナスポーツのホイールを履かせた240Z。オリジナルだけでなく、モディファイ系も多数参加し、モディファイの程度でクラス分けされる。



特別ゲストとして招かれたS30Zデザイナーの松尾良彦さん、Z32デザイナーの山下敏男さんなど【写真10枚】


サンディエゴのダウンタウンにある地ビール工場の「ミッション・ブルワリー」で開かれたナイトイベント、特別ゲストとして招かれたS30Zデザイナーの松尾良彦さん(左)とZ32デザイナーの山下敏男さん。


Vol.2、Vol.3に続く


初出:ノスタルジックヒーロー 2014年10月号 Vol.165(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

Zカーコンベンション 2014(全3記事)

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text : HIDEAKI KATAOKA/片岡英明

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