あの頃の三菱を象徴する逆スラントノーズのフロントマスク。初のDOHCターボ搭載ハイパーメカの超能力マシン|1988年式 三菱 ミラージュ サイボーグ DOHC 16V-T Vol.1|カッ飛びホットハッチ

三菱伝統ともいえる逆スラントノーズのフロントマスク。サイボーグにはエアロバンパーが装着され、スポーティーな雰囲気満点。オプションのラリーアートのフォグランプ(PIAA製)も装着される。

       
【1988年式 三菱 ミラージュ サイボーグ DOHC 16V-T Vol.1】

 80年代初頭に三菱が掲げた「フルラインターボ」戦略。時代はパワーウオーズ真っただ中で、三菱は同グループ内でターボチャージャーを生産できる強みを生かし、ギャランΣ/Λに始まり、ランサーやスタリオン、そしてミニカにまでターボをラインナップするという離れ業を成し遂げた。

前後のスポイラーのほか、サイドにも大型ガーニッシュが装備されたサイボーグの外観など【写真6枚】

 そして、国産車初のFFターボモデルとして登場したのが、三菱コンパクトカーの代表格であるミラージュ。1982年に3ドアハッチバックに1.4Lターボを搭載し、これが国産ハッチバックのパワー競争の引き金となった。そして続く2代目でもターボエンジンのスポーツグレードがラインナップされ、1985年にはワンメイクレース「ミラージュ・インターナショナル・ラリーアートカップ・シリーズ(通称ミラージュカップ)」がスタート。ブリスターフェンダーで武装したマシンたちがターボパワーでバトルを繰り広げる様が話題を呼び、一躍人気カテゴリーとなった。




Vol.2、Vol.3に続く

1988年式 三菱 ミラージュ サイボーグ DOHC 16V-T(C53A)
全長×全幅×全高(mm) 3950×1670×1380
ホイールベース(mm)  2385
トレッド(mm) 1430(前後とも)
車両重量(kg) 1000
エンジン型式 4G61型
エンジン種類 直列4気筒DOHCターボ
総排気量(cc) 1595
ボア×ストローク(mm) 82.3×75.0
圧縮比 8.0:1
最高出力(ps/rpm) 145/6000
最大トルク(kg-m/rpm) 21.0/2500
変速比 1速 3.083/2速 1.833/3速 1.240/4速 0.896/5速 0.731/後退 3.166
最終減速比 4.322
ステアリング ラック&ピニオン式
サスペンション前/後 ストラット/3リンク
ブレーキ前/後 ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ 195/60R14(前後とも)
発売当時価格 167.0万円


初出:ハチマルヒーロー 2013年5月号 Vol.021(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)


1988年式 三菱 ミラージュ サイボーグ DOHC 16V-T(全3記事)

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photo : KEN SIRATANI/白谷 賢 text : Rino Creative/リノクリエイティブ

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