「ワンダーはこれで8台目! パーツも作っちゃいました」|1986年式 ホンダ シビック 3ドア Si Vol.3|カッ飛びホットハッチ

エンジンからサスペンションまで、走りを追求した設計が施されていたワンダーシビック。

       
【1986年式 ホンダ シビック 3ドア Si Vol.3】

 サスペンションは形式こそ前ストラット、後トレーリングリンクだが、独創の「スポルテック・サス」を搭載。フロントはストラット高を低くするためにコイルスプリングではなく、ねじれによる反発力を生むトーションバースプリングを用いて、低いボンネットラインを可能にしたのだ。

 このような優れた先進メカニズムを900kg程度の軽量かつコンパクトなボディに凝縮したのだから、運動性能の高さを想像するのは容易なこと。エンジンからサスペンションまで、走りを追求した設計が施されていたワンダーシビックは、スタイルもさることながら、その走りに今でも憧れるファンは多い。

個性的なメーターフードとトレー形状のダッシュボードが特徴のインパネなど【写真7枚】

ワンダーはこれで8台目! パーツも作っちゃいました。


OWNER’S VOICE/千田一良さん・一秀さん

「ワンダーのスタイリングとキビキビ感が最高ですね」と言う千田一良さん。そんなワンダーはデビュー以来ずっと憧れていたが、なかなか手に入れることができず、10年ほど前にやっと入手することができたそうだ。そこからは底なし沼のようにワンダーの世界にハマり、現在の愛車でなんと8台目!  パーツの設計・製作をしてしまうほど、のめり込んでいるという。

 ちなみに、2年ほど前までは奥さんもワンダーに乗っていたそうで、人生のパートナーが最高の理解者だったことも、千田さんがワンダーに多くの時間を費やしてこられた大きな要因といえるだろう。そして現在は、大学生の息子さんもサイバーCR-Xを所有。親子揃ってハチマル車を満喫しているというから、うらやましい限りだ。


1986年式 ホンダ シビック 3ドア Si(AT)主要諸元 Specifications
●全長×全幅×全高(mm) 3845×1630×1340
●ホイールベース(mm)  2380
●トレッド(mm)  1400/1415
●車両重量(kg)  900
●エンジン型式  ZC型
●エンジン種類 直列4気筒DOHC
●総排気量(cc) 1590
●ボア×ストローク(mm) 75.0×90.0
●圧縮比 9.3:1
●最高出力(ps/rpm) 135/6500
●最大トルク(kg-m/rpm) 15.5/5000
●変速比 1速 3.181/2速 1.944/3速 1.304/4速 0.967/5速 0.823/後退 3.000
●最終減速比 3.866
●ステアリング ラック&ピニオン
●サスペンション前/後 ストラット / トレーリングリンク
●ブレーキ前/後 ベンチレーテッドディスク/リーディングトレーリング
●タイヤ 185/60R14(前後とも)
●発売当時価格 140.1万円


初出:ハチマルヒーロー 2013年5月号 Vol.021(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1986年式 ホンダ シビック 3ドア Si(全3記事)

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photo : MOTOSUKE FUJII/藤井元輔 text : Rino Creative/リノクリエイティブ

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