軽自動車だけどスペシャリティーカー スズキ フロンテ クーペ 3

軽自動車だけどカッコいい! 当時の若者があこがれたスペシャリティーカー


72年式 スズキ フロンテ クーペ GXF

スズキ フロンテクーペ
角形ヘッドライトがフロンテクーペの特徴。丸形フォグランプとの組み合わせもおなじみのスタイル。


スズキ フロンテクーペ
リアフェンダーにはアウトレットを配置。やはり熱を逃がす工夫を凝らした作り。

フロンテクーペ シート
フロンテクーペ シート
前後に160㎜動かすことができるリクライング式フロントシート。レザーに似せた質感が高級感たっぷりだ。当初は2シーターのみだったが、大人4名が乗れるよう2+2が生まれ、以後こちらが主流になった。


フロンテ クーペ
フロント側に設置されたトランクルームにはスペアタイヤが備えられている。型式プレートはトランクと室内の間に設置。車両型式、原動機型式ともにLC10Wだ。水冷2サイクル直列3気筒のLC10W型エンジンは、リア側に搭載されている。オーバーホールを施してきれいな状態を維持しており、点火系はセミトラ化して信頼性を上げ、効率化を図った。

フロンテ クーペ 内装

クラシカルな雰囲気を漂わせる木目調のステアリングは3本スポークタイプ。回転計、速度計、水温計、電流計、時計などを一直線上に配置した6連メーターがスポーティーな印象を与えるインパネデザイン。シフトノブも木目調を採用。トランスミッションは4速MTだ。大型サイズのルームライト。その下には温度計も設置。





松井伸彦さん(山梨県)
783台しか生産されなかった幌タイプの81年式ジムニーと200台限定の93年式カプチーノリミテッドⅠ、2012年式のMRワゴンなども所有している生粋のスズキマニア。「そのなかでも一番楽しいクルマがフロンテクーペ。末長く大事に乗っていきます」


掲載:ノスタルジックヒーロー 2019年4月号 Vol.192(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)


(SPEC)
72年式 スズキ フロンテ クーペ GXF 全長(mm) 2995 全幅(mm) 1295 全高(mm) 1200 ホイールベース(mm) 2010 車両重量(kg) 480 エンジン型式/種類 LC10W型/ 水冷2サイクル直列3気筒 総排気量(cc) 356 最高出力(ps/rpm) 37/6500 最大トルク(kg-m/rpm) 4.2/4500 サスペンション前/後 コイルスプリングウイッシュボーン独立/ コイルスプリングセミトレーリングアーム独立 ブレーキ前/後 ツーリーディング/リーディング・トレーリング 発売当時価格(万円) 46

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Ryota Sato/佐藤亮太

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