エスハチの最終進化モデルを知っている? 世界に誇る小型スポーツカーの真骨頂 ホンダS800M 2

S800に搭載されるエンジンは、S500から受け継がれるアルミ製の水冷直列4気筒DOHCを791ccまで拡大。

 4連キャブレター、組み立て式クランクシャフトにニードルローラーベアリングを組み合わせ、ホンダが得意とする高回転・高出力を実現。アクセルワークに連動してシャープにどこまでも吹け上がるエンジンと、カチカチと決まるシフトフィーリング。

 そして軽量なオープンボディとの組み合わせは、それまでの日本車にはない卓越した操縦性を発揮。スポーツカーのお手本と呼ばれる高い完成度を誇った。

 68年5月のマイナーチェンジで登場したのが、エスハチの最終型となるS800Mだ。これは輸出用にボディの四隅にリフレクターが装着され、フロントにはディスクブレーキ、13インチタイヤが標準装備になるなど、エスハチの最終進化モデルとなる。

 今回紹介するS800Mは、長年Sシリーズを手がけてきた「ガレージ イワサ」によって、ボディからエンジン、ミッション、足回り、内装まで、完全にレストア。まるで新車のような状態に仕上げられ、現在販売中の1台なのだ。

給油口
テールランプ
トランク
レンチ

掲載:ノスタルジックヒーロー2011年 08月号 vol.146(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

photo:Isao Yatsui/谷井 功

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