コンクールコンディションのフルオリジナル車両から、最新エンジンへスワップを果たしたモディファイ車両まで|27th Zカーコンベンション 2014 Vol.2

Zスポーツワゴンプロジェクトの完成車もお披露目。

       
【27th Annual Z Car Convention(2014) Vol.2】

HOTTEST JDM CLASSICS in WESTCOAST
27th Annual Z Car Convention

 Zコンベンションの開催は、5日間。初日のオープニングパーティーから始まり、ホテルのパーキングを使用したジャッジドカーショー(コンクール)。

 さらに地元の名所をZでドライブするツーリングデーと続き、サンディエゴの日産デザインセンター見学ツアーなどをこなして、最終日には、NFLのサンディエゴ・チャージャーズが本拠地として使用するクアルコムスタジアムにての「ピープルズチョイスカーショー(ダットサン全般が参加可能)」が行われるといった具合だ。

L28改3.1L仕様、V8スワップのS30やスポーツインジェクション仕様のS130など【写真10枚】




S30Zに比べると台数は少ないものの確実な支持を得る130Z。オレゴンからやって来たKEN MOSERさんの81年式280ZX。エンジンはスポーツインジェクション仕様。インテリアは一部をオーストリッチ風レザーで張り替え、樹脂パネル部分はカーボン柄にしている! 





ウエルドのホイールにフージャーのドラッグラジアルをはめたドラッグレーサー。ビッグタービンを組み込み、キャブはホーリーのウルトラ・ドミネーターをおごる。






JIMさんの240Zは、L28改3.1L仕様。キャブはソレックスのφ44mm。130Z用の5速ミッションとR200LSD付きデフを移植。フロントリップは人気のBREタイプで、お手本的なモディファイ手法だ。





Vol.1のオレンジのS30Zよりも、もう少し庶民的(?)なV8スワップZ。エンジンはこちらもシボレーV8 5.7Lだが、世代的には少し前のキャブレーター仕様。エーデルブロックのキャブとインテークで武装した。

Vol.3、Vol.4に続く

初出:Nostalgic SPEED 2014年11月 Vol.005(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

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text : NOSTALGIC SPEED/編集部 photo : HIRANO AKIO/平野 陽、NOSTALGIC SPEED/編集部

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