着地する勢いで車高をサゲて、傷めない高さまでアゲる。というエアサス延命法|1970年式 日産グロリア Vol.3|エンジンスワップでよみがえったクラシックビークルたち

 3代目グロリアは、その縦に並んだヘッドライトが象徴的なクルマで、「縦目のグロリア」を略した「タテグロ」と呼ばれている。

【1970年式 日産グロリア  Vol.3】

 エンジンスワップによって、サラリと乗れる旧車に仕上がったタテグロ。

 旧車らしさを感じるのは外観だけではなく、内装のクラシックさも重要なので、オリジナルのままの内装でモダンなパフォーマンスを手にできるというのは、実は大事なポイントなのだ。

 そうしたハイパフォーマンスのニオイは脱臭しつつも、このグロリアはエアサスを入れて車高だけは低く落としている。直線的フォルムを持つ60sカーにエアサスやハイドロを入れ、着地する勢いで車高を下げるというのはまさに60年代アメリカ車で流行中のカスタム手法だが、このタテグロにもベストマッチ。

 過激なカスタムに思われるエアサスの装着だが、シャコタンと日常使用も可能な車高を両立できるという意味では、クルマを傷めずに長持ちさせられる延命プランとして考えることもできる。それはエンジンスワップもしかりで、旧車を乗るために、そして残すために、スワップチューンは今後も増加していきそうだ。




マウント製作、オイルパン加工等を駆使して載せられたRB25DET型エンジンなど【写真8枚】

1970年式 日産グロリア(A30)
SPECIFICATIONS
●エンジン:RB25DET型、R33用ラジエター、オイルパン加工
●駆動系:R33用4速AT
●足回り:4輪エアサス化(トラックスジャパン製エアバッグ & トーマス製コンプレッサー)
●ブレーキ:R33用マスターシリンダー、マスターバック
●タイヤ:F&R KINGS TIRE ホワイトリボン(185/70R14)
●エクステリア:スピードショップFIX製ライトベゼル&テールレンズハウジング
●インテリア:スピードショップFIX製FRPダッシュボード

初出:Nostalgic SPEED 2014年11月 Vol.005(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1970年式 日産グロリア (全3記事)

エンジンスワップでよみがえったクラシックビークルたち 記事一覧

text : TAKAYOSHI SUZUKI/鈴木貴義 photo : AKIO HIRANO/平野 陽

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