素性の良いFJ20E型に、ギャレット製T3型ターボを装着したターボRSのFJ20ET型|1984年式 日産 スカイライン ハードトップ 2000ターボインタークーラー RS-X Vol.2|オーバー200馬力の衝撃

スカイライン伝統の丸テールに憧れる人は、いまだに多い。

       
【1984年式 日産 スカイライン ハードトップ 2000ターボインタークーラー RS-X Vol.2】

 RSに搭載されたのは、新開発2L直4のFJ20E型。世界的に見てもホモロゲモデルでは存在したが、量産モデルの4バルブDOHCは少なかった。カムで直接バルブを押すDOHCは、低回転を犠牲にすることなく高回転・高出力化が実現可能。また、4バルブ化は吸排気空気量を増加。さらに点火プラグを中心点に配置できるため燃焼速度を均一化でき、高レスポンスや吹け上がりの良さが得られる。これが4バルブDOHCの優れた点だ。

 素性の良いFJ20E型に、ギャレット製T3型ターボを装着したのが、ターボRSのFJ20ET型。そのパワーはリッターあたり95.5psの190psに達した。ベースの150psからの上昇率は25%程度で、並のターボと同等。しかし、凄いのはポンッと付けただけでそれを達成できたところで、ターボ装着のために特別なことをしていれば、それ以上が可能だったはずだ。




Vol.3に続く

スカイラインの伝統である水平ゼロ指針のメーターなど【写真7枚】

1984年式 日産 スカイライン ハードトップ 2000ターボインタークーラー RS-X(DR30)
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高(mm) 4620×1675×1385
ホイールベース(mm)  2615
トレッド前/後(mm)  1420/1410
車両重量(kg)  1250
エンジン型式  FJ20ET型
エンジン種類 直列4気筒DOHCターボ
総排気量(cc) 1990
ボア×ストローク(mm) 89×80
圧縮比 8.5:1
最高出力(ps/rpm) 205/6400
最大トルク(kg-m/rpm) 25.0/4400
変速比 1速 3.321/2速 1.902/3速 1.308/4速 1.000/5速 0.838/後退 3.382
最終減速比 4.111
ステアリング リサーキュレーティングボール
サスペンション前/後 ストラット/セミトレーリングアーム
ブレーキ前/後 ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ 205/60R15(前後とも)
発売当時価格 287.9万円

初出:ハチマルヒーロー vol.20 2013年02月号(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1984年式 日産 スカイライン ハードトップ 2000ターボインタークーラー RS-X(全3記事)

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photo :ISAO YATSUI/谷井 功 text : Rino Creative/リノクリエイティブ

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