トヨタ・ツインカムの原点ここにあり トヨタ 2000 GT 1

       

トヨタ自動車工業とヤマハ発動機のコラボレーションで誕生

トヨタ2000GTというスポーツカーは、今風の言葉でいえば、トヨタ自動車工業とヤマハ発動機のコラボレーションで誕生した。当時の雰囲気に直せば「協業」という言い方がふさわしいかもしれない。

 少数精鋭の開発プロジェクトは、トヨタ側で基本構想を固めたのち、実際の開発と製造はヤマハ側が受け持つかたちをとっていた。

 その協業の象徴として語り継がれているのが、トヨタ2000GTの心臓である2L水冷直列6気筒DOHCの3M型エンジンだ。3代目MS50クラウンに搭載されていた2L水冷直列6気筒SOHC、M型エンジンをベースとして、ヤマハがヘッド回りを中心に大幅に手を加え、DOHC化した。

 この3M型エンジンが登場した後に、トヨタ1600GTに搭載された9R型、コロナマークII 1900GSSに搭載された10R型(後期モデルは8R‐G型と改称)、そして今なお人気が衰えない1.6Lの2T‐G型など、4気筒DOHCエンジンが世に送り出された。

テールランプ
バッテリーウォッシャータンク
エンジン

掲載:ノスタルジックヒーロー2011年 08月号 vol.146(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

photo:Isao Yatsui/谷井 功

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