「シルクカット・ジャガー」も! 90年の歴史が凝縮されたル・マン24時間ミュージアム|1991年 マツダ787B Vol.3

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【1991年 マツダ787B Vol.3】



 24時間レースで知られるル・マンだが、ここは世界初のグランプリ(1906年)開催地でもあり、モータースポーツに関しては世界最古の歴史を持つエリアなのである。そのル・マンのサルトサーキットに「サルト自動車博物館(24時間レース博物館)」が常設される。一般的には「ACOミュージアム」と呼ばれ、ル・マンとフランスのモータースポーツ史が凝縮された形で展示されている。



 実際、由緒ある車両は多いが、やはり主役は24時間レースやスポーツカーレースで活躍したマシンだ。フランスの意地を見せたマトラ(74年優勝車)、悲願の再起を果たしたジャガー(88年優勝車)、ポルシェ917LH(71年マルティニ車)やプジョー905Evo2(92年)といった希少車、もちろん787B(92年寄贈レプリカ)もあり、スポーツカーレースファンには必見の内容となっている。

初出:ノスタルジックヒーロー Vol.159 2013年10月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

「ACOミュージアム」と呼ばれ、ル・マンとフランスのモータースポーツ史が凝縮された形で展示されているサルト自動車博物館の内外観など【写真6枚】

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text & photo : AKIHIKO OUCHI/大内明彦

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