セリカ・ツインズ セリカ1600GTV パート2

ルックスの良さに負けず劣らず、エンジンにもしっかり手が入っている。購入当初はノーマルで乗っていたが、やがて3Tクランクを使った2L仕様へモディファイ。

 今載っているエンジンは仕様を変えた2基目で、1750㏄仕様となっている。最大の特徴はギアトレーン化していることで、当時多くの人が憧れたトムス製パーツを使用。ギアトレーンならではの甲高いギアノイズは、このレーシーなルックスのセリカにさらに迫力を与えている。4-1集合の赤塗装のフジツボタコ足なども当時物のパーツで、無理なアップデートをせずとも2T-G型ユニットは非常に快調に作動している。

 17年前に製作し、今でもそのままのコンディションをキープしているこのセリカ。さぞや保管には気を使っているかと思いきや、なんとカバーを掛けただけの屋外保管だというから驚きだ。

SPECIFICATIONS
74年式 トヨタ セリカ 1600 GTV(TA22)
●エクステリア:TRANS-AMキット、TRD製レーシングジャケット、オーバーフェンダー、トムス製輸出用コーナーランプ、ナポレオン・バッカミラー、トヨタワークス風ワイパー
●エンジン:2T-G型改1750cc、トムス製ギアトレーン、TRD製ハイカム、トムス製ピストン、
●吸気系:ソレックス44PHH
●排気系:フジツボ製4-1タコ足、フジツボ製φ50mmマフラー
●冷却系:コア増し3層ラジエーター、オイルクーラー
●駆動系:クロモリフライホイール、TRD製強化クラッチ、ノンスリップデフ
●足まわり:(F)AE86ストラット流用車高調、AE92用ショック (R)ジムカーナ用強化スプリング
●ブレーキ:(R)コロナ1600GT用アルフィンドラム
●ホイール:ハヤシ・ストリート(F)13×9J -28 (R)13×10J -31
●タイヤ:ADVANフォーミュラ用レイン(F)185/50VR13 (R)200/50VR13
●インテリア:オートルック製バケットシート、MOMO製ステアリング、大森メーター(タコ、水温、油圧、油温)


トムス製ピストン、TRD製ハイカムを組んだ1750cc仕様の2T-G型。トムス製ギアトレーンを組み込み、高回転も狙える仕様になっている。ラジエーターは3層コア増しで、オイルクーラーも追加している。


キャブレターはソレックス44PHHの2連装。


タコ足は4-1集合のフジツボ製。当時4-2集合の物は緑色だったそうで、赤い4-1集合の物は競技専用品としての意味合いが強かったそうだ。


ステアリングのホーンボタンにはTRDの前身であるトスコのロゴが入っている。


シートはオートルック製バケットを2脚セット。



掲載:ノスタルジックスピード 2014年7月 Vol.004 (記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

TEXT:TAKAYOSHI SUZUKI/鈴木貴義  PHOTO:AKIO HIRANO/平野 陽

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