【ボディ編05】エクステリアはほぼ完成! 足回りを装着すれば着地OK|S30Zの究極シャコタンを目指せ|ノブちゃんS30Z製作記 Vol.5

リアバンパーが装着され、外装は完成に近い状態まできている。デフとドライブシャフトも届いたので、リアアクスルの完成も間近だ。

       

【ノブちゃんS30Z製作記 Vol.5】

2014年12月28日という、年の瀬も押し迫った時期に、ノブちゃんのS30Zの取材にお邪魔した。というのも、27日が仕事納めで、28日からはお休み。昼間は別件の用事があるため、夕方からの取材という段取りになったからだ。

 片岡家の秘密基地を訪ねると、前回と同じ一番奥の作業スペースで、S30Zはウマに載せられた状態だった。作業の進捗状況はというと、順調にパーツの取り付けが進行中。前回は箱に入ったままだったナギサオート製の前後ピローアームは、ボディに装着され、輝きを放っている。ただし、ピローアームをそのまま付けたのではなかった。

「メッキの部分が剥がれてくるのがイヤだったので、メッキの上からスペシャルウレタンクリアコートをかけて装着しました」とノブちゃん。どうやらメッキのままでは、路面のジャリや小石が当たると錆びやすいと思ったらしく、スペシャルウレタンクリアコートで保護することにしたのだ。

 車内では、オークションで入手した前期用のドア内張りを、後期に変更。しかも、リスタードに依頼し、あや織りグランドリッチカーボンを張ってもらうことで、質感のあるカーボンドア内張りに仕上げている。また、本物に見えるレース用ワイドミラーは、実は父親の片岡功一さんが製作した木製。親子でS30Zの製作を楽しんでいる。

毎朝連載! 「ノブちゃんS30Z製作記」。来週日曜日からボディ・エンジン・足回り編がスタート。お楽しみに!


ナギサオート製のピローロワアームは美しい輝きを放っている。スペシャルウレタンクリアコートがかけられているとは気付かない仕上がりだ。


父親の片岡功一さんが製作した木製のレース用ワイドミラーレプリカ。本物としか思えない出来映え。


TC24に使用すろオイルパンが用意されていた。オイル片寄り防止のバッフル加工が施されていて、すぐに使える状態だ。


あや織りグランドリッチカーボンを張って仕上げられたドア内張り。内装はカーボン仕様でコーディネートする予定。


軽量化のため、あえてデフはR180を使う予定。LSDは、テストとしてデュアルコアLSDが組み込まれている。調子がよければ市販化もあるかも!?

掲載:Nostalgic SPEED vol.006 2015年 03月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)



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text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Ryotarow Shimizu/清水良太郎

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