思いがけず「石原プロ公認」をもらう事に。ドラマで使われた車両より精緻な車両!?|人知れず軍団車両を作った北海道のオーナー達 Vol.2

これだけのクルマの数に対して、オーナーが少なく、ほとんどのクルマを会場に持ち込めないのが悩みだ。

【人知れず軍団車両を作った北海道のオーナー達 Vol.2】

「北海道にとんでもないやつらがいる」と倉庫に目いっぱい詰め込まれた西部警察車両の写真が送られて来た。確かに凄い写真だったが、実際に見たらヘボいんじゃないのと半信半疑のまま北海道の地に足を踏み入れると、編集部員の目の前に現れたのは、実際にドラマで使われた撮影車よりクオリティーが高い軍団だった。

 なんでも、もともと彼らは西部警察のドラマを自主制作しようと考えており、そのためのサブアイテムとして大門軍団の特殊車両を作ったという。しかし版権の問題から、ドラマ制作は中断。そこから長い年月が経過。しかし、クルマ作りは中断する事なく継続され、次から次へとドラマの中のクルマが完成していく。

 版権で悩まされた苦い経験から、クルマ制作にあたって石原プロに確認をとったところ、思いがけず「石原プロ公認」をもらう事になった。

 そこからさらにクルマへの情熱はわき上がり、大門軍団特殊車両の製作に打ち込む。今、製作されているのはサファリとGSXと1100Sカタナ。

 彼らの次の目標は『ハチマルヒーロー』で過去掲載された中部軍団のように誌面で存在をアピールすることだった。そしてついに今回、その中部軍団と同じステージに上がって来たのだ。


DR30以外は全て後藤眞理人さんの製作車両。ここも後藤さんの専用ガレージだ。スタジオのような大きなガレージの奥には8台のクルマが鎮座。驚くべきは全車両ナンバー付きであること。そして問題なく走り出す事だ。バッテリーが上がった1台を除き、全く問題なく走り出す特殊車両。ちなみに入れる順番を間違えると入らないらしく、再度ガレージに入れる際は、奥に入るべきクルマの指示を行っていた。もちろんガレージにはクルマだけでなく、喫茶コーナーやドラムセットなどが存在。おもちゃ箱のような楽しげなガレージに、ワクワクする気持ちが隠せなくなる。


ちなみにスーパーZの持ち主の後藤さんはラジオカロスサッポロという札幌ラジオ局を持つ株式会社札幌コミュニティ放送局の代表取締役。実は以前当社のカスタム系クルマ雑誌『カスタムカー』にも登場。その際は大門さながらのコスプレをして、ノリノリの撮影を展開してくれた。今回はガレージにある全車両を外に出し、大撮影会に協力。圧倒的な迫力で道行く人を振り向かせる事に成功した。


外観を真似ただけではなく内装もきっちりと作り込まれている。


ハッキリ言って本物の撮影車以上に精密に製作された木暮課長専用車。無理やり切り取った屋根の処理といい、サイレンのギミックといい、本物以上だ。


北部軍団は、実質的にこの5名で活動中。主に北海道で行われるクルマイベントへ参加。

掲載:ハチマルヒーロー vol.16 2011年 11月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

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text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Kiyoshi Ichikawa/市川 潔

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