「凍ってるね!」人気の理由はラリーの他に、あの映画に登場したから?|1988年式トヨタ セリカ GT-FOUR Vol.2

曲線と面で構成するデザインへと変更されたST160系。Bピラー、Cピラーを隠しガラス面をフラッシュサーフェス化。そのボディデザインから流面系と呼ばれた。

カルロス・サインツをドライバーに起用し、WRCで活躍したST165セリカGT‐FOUR。

 モータースポーツでの活躍も目立ったST160系セリカだが、いまだに根強い人気を誇っているのは、それだけが理由ではない。1980年代に青春時代を過ごした者なら誰もが知っている映画『私をスキーに連れてって』で、雪道、そして時にはゲレンデまでも爆走するGT‐FOURの雄姿にヤラレた人が多いのだ。

 映画やテレビドラマでの活躍が、そのまま実車の人気に直結するというのは、「あぶない刑事」=レパード、「西部警察」=スカイラインなどのケースと同様で、ハチマル人気車種でしばしば登場する黄金パターン。

 『私をスキーに連れてって』の映画をきっかけに日本中にスキーブームが巻き起こり、トレンディードラマが流行したことを考えれば、いかに影響力の大きい映画だったかがわかる。
 そんな映画での活躍とラリーでの活躍、それがGT‐FOURの人気を決定付けたことに間違いないだろう。


バンパーに埋め込まれた丸型フォグランプがGT-FOURの特徴。


GT-FOURのエンブレムがハイパフォーマンスを想起させる。


4スポークのステアリングには「MOMO TOYOTA」のホーンボタンが装着される。FF最上級モデルとなるGT-Rでは、デジタルメーター仕様をオプションで装着することもできたが、GT-FOURはアナログ仕様のみ。オプションでも選べない。


世代を越えてそのパフォーマンスを発揮していく3S-GTE型の文字が刻まれたコーションプレート。


掲載:ハチマルヒーロー vol.16 2011年 11月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

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text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Toshio Noguchi/のぐちとしお

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