1トンちょっとで165ps! オイルショックの中で発売された正真正銘のスポーツカー|1985年式マツダ サバンナRX-7 ターボ IMSAスペシャル Vol.2

リアスポイラーはIMSAスペシャルの特別装備のひとつ。ウレタン製で、サイドまで回り込んだ形状がレーシーだ。

初代RX-7であるSA22Cがデビューした1978年は、第一次、第二次と続いたオイルショックにより、スポーツカーとは無縁の時代だったが正真正銘のスポーツカーとして多くのファンを虜にした。

 そして1983年には12A型にターボをドッキングし、165psというパワーを実現している。最高出力こそ当時の2Lエンジンと同等なものだが、軽量かつコンパクトなボディを生かし、スポーツカーの名に恥じないパフォーマンスを披露したのである。また、ターボのパワーを確実に路面に伝えるように、ドライブトレーンも強化。サスペンションも減衰力8段階調整機構付きのダンパーがおごられた。

 このように着実に進化を遂げたSA22Cは、デビュー当初からモータースポーツシーンで活躍し、日本国内のみならず、海外でも輝かしい成績を残した。そしてそのノウハウが、市販車にもフィードバックされたのだ。


「魂のこもったスポーツカーが欲しかったんです」と取材したオーナーは語る。


タコメーターが中央に配置されたメーターパネル。ブースト計のほか油圧計も備わる。


センターコンソールにはカロッツェリアのナビシステムをセット。ただし、旧DIN規格のためサイズが合わず、パネルを加工して装着したという。


リアローターハウジングの上部に“12A”の刻印が確認できる。


プレートはバルクヘッドのドライバー側に取り付けられており、カラーコードの“V4”が、限定色のキャナルブルーメタリックを示している。

掲載:ハチマルヒーロー vol.16 2011年 11月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

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text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Isao Yatsui/谷井 功

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