思い切ってイチからレストア! ボディ・エンジン・足回り等々、11年かけて完成|70年式 日産サニークーペ1000 GL Vol.3

思い切ってイチからレストアを行ってもらうことにした日産サニークーペ1000 GL。

 ボディに関しては「ボディワーク寺元」にてフルレストアをし、ボディ以外のエンジン、ミッション、足回りなどは長瀬発動機に依頼した。


 本来はA10型エンジンが搭載されるが、乗りやすさやパワーを考慮してA15型改1・6L仕様で組んでもらうことになった。しかも、キャブレターはウエーバー45DCOE9、排気系は長瀬発動機によるワンオフのφ48mm等長タコ足、マフラーはφ60mmを装着。また、ミッションはいわゆる直結5速MTを、プロペラシャフトなどの寸法を合わせて搭載している。


 足回りは、イギリスのGAZ製ショックを装着。ブレーキに関しては、豊富なノウハウがある長瀬発動機によって、他車用を流用してフロントをディスク化し、リアはアルフィンドラム化している。


 インテリアに関しては、当時のイメージを再現するため、当時モノのダッツンバケットシートと、一番のお気に入りという、当時のオプションのチェックマンステアリングを装着して仕上げている。

 30年前に購入したカンパニョーロのホイールをきっかけに始まったサニークーペのプロジェクトは、11年かけて完成。今はその走りを満喫しているそうだ。



旧車に乗るきっかけは、「子供の頃から憧れていた」、「若い頃に乗っていたクルマにもう1度乗りたい」、「デザインがイイ」など人それぞれ。ここで紹介するサニークーペのオーナーは、「ホイールに似合うクルマはないか」ということからクルマを探し、ボディからエンジン、足回りまで完ぺきに仕上げたのだ。



ボディの裏面も完ぺきにレストアされ、防錆対策としてピッチングコート塗装が施されている。マフラーは長瀬発動機のワンオフ、φ60mmのステンレス製。ショックアブソーバーはイギリスのGAZ製で、リーフスプリングの取り付け位置なども変更されている。



デフはH150、LSDにはニスモ製が組み込まれ、プロペラシャフトは短縮加工が施されている



フロントのディスクブレーキ化には、K12マーチ用のシングルピストンキャリパーに、ウイングロード用を加工したローターを組み合わせている。ショックの取り付け位置を下にさげて、フルバンプ時の底付きを防止している。



リアは1サイズ大きいS30Z用のアルフィンドラムを装着。


バックプレートはバイオレット用だ。


掲載:Nostalgic SPEED vol.004 2014年 07月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

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text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Ryotaraw Shimizu/清水良太郎

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