最強ターボC発売直前のモデル、RS-Xが歩んだチューニングの歴史|84年式 日産スカイライン2000RS-X Vol.1

       
1981年8月に登場したR30は、当初から6気筒と4気筒のエンジンをラインナップ。10月には、4気筒DOHC4バルブのFJ20E型エンジンを搭載した2000RS(DR30)がデビュー。そして83年にはターボを追加した「RSターボ」が加わり、84年にインタークーラーを装備した「ターボC」がラインナップに追加された。

 ここで紹介する下平さんのDR30は、84年式のRS‐Xで、88年ごろに購入。ボディは赤/黒のツートンで、エンジンはFJ20ET型が搭載されていたが、インタークーラーなしの鉄仮面。まだまだ現役の中古車だった。



ホイールはRSワタナベの16インチ。ブレーキはフロントがS14キャリパーにR32タイプMローターを流用。ちなみに、前後ともARC製のスタビを装着している。デフはR200にニスモLSDと大容量カバーを装着している。



ワンオフの手曲げ等長ステンレスマフラーは4in1タイプを装着する。



TMW製のφ50mmスロットルはFコンVプロで制御する。



運転席側には、ドラックレース用にラインロックのシステムを装着。



ラジエーター横に装備されたオイルキャッチ&リザーバー一体型タンクはオリジナルで製作。





掲載:ノスタルジックヒーロー2010年11月号増刊 ハチマルヒーロー vol.14(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

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text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Hideyoshi Takasima/高島秀吉

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