「シーラカンス」22年ぶりのモデルチェンジ。その中でひときわ異彩を放った本格スポーティ・グレード|三菱 デボネアV 3000 ロイヤル AMG Vol.1

       
1964年に誕生したデボネアは、以来22年に渡って生産され、「シーラカンス」と呼ばれることもあった。そんなデボネアが、86年にようやくモデルチェンジによって2代目となった。

 三菱自動車のフラッグシップセダンというポジショニングを継承した2代目デボネアだが、開発にあたってはギャランΣのプラットフォームをベースにしているため、前輪駆動が採用された。また、高級セダンに相応しい室内空間とトランクスペースを確保するため、5ナンバー枠一杯の直線的なスタイリングとなったのだ。



デボネアVの「V」をモチーフにしたフロントオーナメントは、オーナーの好みでゴールドにペイントされている。



AMGに標準装備される電子制御サスペンション(ECS)は、サスペンションの特性をソフトとハード、車高をノーマル、ハイ、ローの各モードに運転状況によって自動調整。もちろんマニュアル操作も可能。



センターコンソールの電子制御サスペンションのコントロールパネル。左右に設けられたスイッチで、自動調整と車高の高さ(ハイ)、固さ(スポーツ)を選択できる。



リアシート用に中央に装備されたテレビはメーカーオプションで、価格は18万7000円。地デジに対応させるのが今後の課題。

関連記事:三菱 デボネアV 3000 ロイヤル AMG


掲載:ノスタルジックヒーロー2010年11月号増刊 ハチマルヒーロー vol.14(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Isao Yatsui/谷井 功

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