銀メタ×黒メタ! その通称は? 80年代にふさわしいスポーティーカーと謳われた|S130 日産 フェアレディZ Tバールーフ ターボ Vol.1

従来のスタリングを継承しながらも、時代の流れに沿った低公害化、快適性、居住性、安全性の向上などを実現したS130フェアレディZは78年8月に発売を開始した。メーカーのニュースリリースでは「運転する魅力」「乗る楽しさ」が極限まで追求された「80年代にふさわしいスポーティーカー」とうたわれている。

 4輪独立懸架、4輪ディスクブレーキなどを採用して、動力性能は大幅に向上。ロングクルージングを視野にいれた快適性の追求も行われ、騒音・振動対策を施したり、高性能なステレオやオートエアコンなどのオプションが設定された。一部モデルに標準装備されたASCDと呼ばれるオートクルーズ、メーターの透過照明など、新しいモータリゼーションの到来を感じる装備が充実していた。

 82年10月にはスポーティカーをさらに印象づけるターボチャージャー付きモデルを追加。専用に開発されたポテンザRE86M、215/60R15を履き、デュアルエキゾースト、2ピースアルミホイールなどを採用。ターボらしい迫力あるスタイリングはユーザーを魅了した。そして、そのフェアレディZらしさは、83年9月に3代目のZ31モデルへと継承されていった。

関連記事:中学生の時に憧れたフェアレディZに再び乗ることに!|S130 日産 フェアレディZ Tバールーフ ターボ Vol.2



取材車両のオーナーが以前から持っていたというダッツンコンペを装着。ダッシュボードに埋まっている3連メーターの左側にはストップウオッチ付きデジタル時計。



82年10月にファレディZ初となるターボが搭載されたL20E・T型エンジン。ノックセンサーシステム、コンピューター制御システムのECCS搭載など、最先端テクノロジーを投入したエンジンだった。



フロントスポイラーはセントラル20製の当時ものをネットオークションで手にれた。デザイン的な収まりもよく、オーナーお気に入りのパーツ。


掲載:ノスタルジックヒーロー2010年10月号 Vol.141(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Isao Yatsui/谷井 功

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