80年代のラリーカーに憧れ、念願の240RSを入手!|悲運のグループBカー ニッサン 240RS Vol.3

       
80年代のグループBのラリーカーに憧れていた内田さんは、2007年3月に240RSを個人売買で手に入れた。

ところが、購入当初からボディのあちこちに傷みがあり、あまり良い状態ではなかったとのこと。
そこで、30年来の付き合いがある先輩E氏(ガレージ天竜)に依頼して、思い切ってボディをすべてレストアすることになった。

その作業は、エンジン以外のすべてのパーツをバラし、徹底的に修復するという大がかりな作業で、丸1年の月日をかけて完成した。
レストア作業においては、基本的に購入時の状態をそのまま生かしているが、アルミのラジエター、ステンレスマフラー、エンジンマウントなどはワンオフ製作している。

「パワステやエアコンがないので、夏場はキツイですが楽しいです。あまり放置しないで、できるだけ乗るようにしているので、調子はいいですよ」と内田さん。

エンジン本体の調子はまずまずなので、今後は憧れのマールボロカラーへの変更を計画しているとのことだ。

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ビス留めの角形オーバーフェンダーが目を引く。



足回りは、240RSに乗る先輩のタルガタスマニア仕様と同じで、乗り心地は最高とのこと。



トランクリッドには控えめなスポイラーが一体成形されている。


冷却系のホースは、レストア時に交換されている。

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掲載:ハチマルヒーロー 2010年 05月号 vol.13(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

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text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Isao Yatsui/谷井 功

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