まるで別のクルマ! ビッグだった3代目、3年目、3Lのマイナーチェンジ|日産 フェアレディZ 2シーター 300ZX Vol.2

3Lモデルで前期型と同じなのは左右のドアとリアゲートだけ。

       

歴代フォルムを維持しつつも、V型6気筒に!



2シーターと4名乗車可能な2by2で、歴代のフォルムを踏襲したZ31だったが、それまでの直列6気筒エンジンに別れを告げ、フロントフード内にはV型6気筒エンジンを搭載することになる。

当初は2Lターボと3Lターボの2種類の設定だったが、85年10月には再び直列6気筒が復活。

2L DOHCターボのRB20DET型エンジン搭載車が加えられた。



関連記事:3Lモデルで前期型と同じなのはドアとリアゲートだけ|日産 フェアレディZ 2シーター 300ZX Vol.3


2代目のS130フェアレディZで新採用されたTバールーフは、84年2月に追加モデルとしてZ31でも展開された。
写真の後期型では、ハッチルーフに熱反射ガラスを用いた「ミラーコートTバールーフ」を採用する。


2シーターならではの大容量のカーゴルーム。写真中央に2本のベルトで留められているのは、Tバーのハッチルーフ内側に付くサンシェードと保護カバー。



300ZXのパワープラントは、V型6気筒SOHCターボのVG30ET型エンジン。撮影車両は、NISMO製ストラットタワーバーを装着する。

掲載:ハチマルヒーロー 2010年 05月号 vol.13(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Isao Yatsui/谷井 功

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